日大アメフト部が全体練習再開 薬物問題発覚後初 グラウンドには約20人の保護者らの姿も

2023年08月11日 18:11

アメフト

日大アメフト部が全体練習再開 薬物問題発覚後初 グラウンドには約20人の保護者らの姿も
11日、練習する日大アメフト部員(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 日大アメリカンフットボール部が11日、東京都世田谷区のグラウンドで練習を再開した。
 同部は、覚醒剤取締法違反及び大麻取締法違反の疑いで部員1人が逮捕され、大学側から今月5日に無期限活動停止処分を科された。処分前の7月から既に活動は休止しており、10日付の処分解除を受けて全体練習再開。部員は全体で100人以上いるが、この日グラウンドで汗を流したのは全員ではなく約30人だった。

 練習が始まったのは16時50分頃。それより2時間以上前から部員や約20人の保護者らが続々と集まっており、何らかの説明会やミーティングが行われたとみられる。部員や保護者は「今の段階で話せることはないので大学の広報に問い合わせてください」と詳細は明かさなかった。しかし、大学本部に問い合わせたところ「11日~20日までは休業となっております」と自動音声のみの返答。問題について誰も言及することなく、無言の活動再開となった。

 10日夜に開かれた関東学生アメリカンフットボール連盟臨時理事会で「当面の間の出場資格の停止」処分が科され、1部上位「TOP8」の開幕カードだった日大―法大戦(9月2日)の中止は既に決まっている。以降の試合については、出場が認められた場合でも「参考試合」の扱いとなり勝敗はカウントされない。

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