新素材「ベクトラン(R)」が余分なしなり軽減

2023年08月11日 05:00

ゴルフ

新素材「ベクトラン(R)」が余分なしなり軽減
「秩父 弐(セカンド)」 Photo By 提供写真
 グラファイトデザインは9月8日、シャフトブランド「秩父」シリーズから、2代目となる「秩父 弐(セカンド)」を発売する。新素材の液晶ポリマー繊維「ベクトラン(R)」を導入。しなり戻りでより正確に、確実にトータル飛距離を求めるゴルファーに最適な逸品に仕上がった。
 「秩父」シリーズは、グラファイトデザインの所在地である埼玉県秩父の名を冠したプレミアムライン。待望の2代目となる「秩父 弐」は「ベクトラン(R)」を導入したことが最大の特徴だ。

 「ベクトラン(R)」は新素材である液晶ポリマー繊維のこと。「耐衝撃性に優れる」、「振動減衰性に優れる」、「強度が高い」という特性を最大限に生かした設計を施した。

 この「ベクトラン(R)」をシャフトに使用することで、スイング中の余分なしなりを軽減できるというメリットがある。また、試作段階で「使用部位」や「使用長」によってスイング中のシャフト挙動の感じ方が大きく異なる事が判明。そのため、各クラブに適したシャフト挙動を目指し、シャフトの用途によって使用方法を変更した。

 それでは、1W用から説明しよう。「1st」に比べて全体硬度を落とし、シャフトのしなりを生かしやすい先調子にした。ゴルファーに伝わる衝撃を大きく軽減できるよう「ベクトラン(R)」を配置し、高剛性高強度のトレカT1100Gを先端補強に使用することでインパクトでのエネルギーロスを軽減している。

 次にフェアウエーウッド(FW)&ユーティリティー(UT)用について。タイミングの合わせやすさを重視してクセのない挙動の先中調子を目指した。直打ちでも距離が出しやすい挙動になるように「ベクトラン(R)」を配置することで、FWやUTに求められる高く前に飛ぶ弾道が打ちやすいように設計している。

 最後にアイアン用について。FW&UT用同様、タイミングの合わせやすさを重視してクセのない挙動の先中調子を目指した。全体がしなやかな挙動でありながらも当たり負けしにくいように「ベクトラン(R)」を配置し、アイアンに求められる縦距離と打ち出し方向の安定性を確保している。

 このように、材料特性を最大限生かしながら、使用クラブに適した性能のシャフトを設計。この夏、その威力を感じてほしい。

 全て日本製で、シャフト本体価格(税込み)は1Wが6万9300円、FW用は3万4650円、UT用が2万8600円、アイアン用が1万7050円。
 ※ベクトラン(R)は株式会社クラレの登録商標。

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