宮本勝昌 シニア初V 9戦目で決めた!8バーディー

2023年08月21日 04:33

ゴルフ

宮本勝昌 シニア初V 9戦目で決めた!8バーディー
優勝トロフィーを手にするシニア初優勝の宮本(右)と島田和幸ファンケル代表取締役社長執行役員CEO Photo By スポニチ
 【男子シニアゴルフツアー ファンケル・クラシック最終日 ( 2023年8月20日    静岡県 裾野CC=6993ヤード、パー72 )】 レギュラーツアー通算12勝の宮本勝昌(50=シーミュージック)がシニア9戦目で初優勝を飾った。2打差の2位で出て8バーディー、1ボギーの65で回り、通算14アンダー。2日目まで首位の細川和彦(52=茨城GC)に3打差をつけて逆転した。賞金ランクでもトップに立ち、米シニアツアーの予選会への挑戦を目標に掲げた。
 昨年9月のシニア参戦から9試合目。ついに頂点に立った宮本は「やっとシニアの仲間入りができたかな」と漏らした。父・勝雄さん(80)、朋美夫人(50)らの前での初戴冠。支えてくれた家族について触れると言葉を詰まらせた。3連続バーディーで首位に並んだ11番の直後に雷雲接近のため1時間30分中断。14番でボギーを叩くなど流れが変わりかけたが、17番で「ストロングポイント」という5メートルのミドルパットを沈めて抜け出した。

 茨城・水城高―日大で同期の片山も含めた優勝争い。レギュラーツアーの実績は永久シードの片山が勝っているが、初優勝は宮本が約4カ月早かった。シニアでも同じパターンとなり、「お先に勝たせてもらったよ」と盟友の前で胸を張った。

 初優勝で米シニアツアーも視野に入り、「QT(予選会)に出ることも考えている」と明かした。レギュラーツアーと日米のシニアツアー。宮本は世界を股にかけ戦う。

 ≪初開催女子シニアは斉藤が初代女王≫初開催の女子シニア(45歳以上)による2日間のエキシビションマッチは斉藤裕子(55=フリー)が初代女王となった。5打差から出て6番で早々にトップに並ぶと、通算3アンダーまで伸ばし、表純子を2打差で振り切って優勝賞金100万円を獲得した。男子シニアに交じっての試合で「こんなに大勢の前でプレーするのは久しぶり」と声援を力に変えた。24日開幕の全米シニア女子オープンへ弾みをつけた。

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