【ラグビーW杯】トンガ出身ファカタヴァの“推し歌手”は長渕剛!チリ戦で流れPOTM獲得

2023年09月13日 20:26

ラグビー

【ラグビーW杯】トンガ出身ファカタヴァの“推し歌手”は長渕剛!チリ戦で流れPOTM獲得
<日本代表練習>ラインアウトのボールを捕るファカタヴァ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本―イングランド ( 2023年9月17日    ニース )】 大会初戦でチリに快勝し、17日(日本時間18日)にイングランドとの第2戦を迎える日本代表は13日、ベースキャンプ地のトゥールーズで練習を行った。報道陣に公開された15分間では、FWはラインアウトモール、バックスはパス練習や攻撃形態の確認を行った。
 練習後にはフッカー堀江翔太(埼玉)とプロップ具智元(神戸)が会見に臨んだ。チリ戦では試合前に長渕剛の「とんぼ」、試合後には同じく「乾杯」がスタジアム内に流れ、SNSでも話題になった。これを仕掛けたのが、長渕と同じ鹿児島県出身のCTB中村亮土(東京SG)ら。試合翌日には自身のSNSで「チームみんなで提案しました!気合入ったなー!勝った後の『乾杯』も最高」と投稿した。

 大会初戦で極度の緊張感が全身を覆う中、日本の曲が流れたことは好影響があったようで、堀江は「自然と口ずさめる歌。めちゃくちゃ緊張して力が入っている時は、口ずさめるくらいの曲が流れると、力が抜けて良かった」と効果を実感しているようすだった。一方の具は「いや、(曲は)分からないです」と苦笑い。韓国出身のプロップは、リラックス効果を得られなかったようだ。

 日本人にはなじみのある、長渕の往年の名曲。だが意外にも好んで聴いているのが、「アマト(ファカタヴァ)とか、トンガ人が好き」(堀江)だという。「アマトはウエートトレーニングで、長渕さんの曲を流す。あと(長谷川)慎さんと藤井(雄一郎ナショナルチームディレクター)さんも好き」

 今夏の代表初招集から一気にW杯代表に上り詰め、チリ戦では2トライをマークしてプレーヤー・オブ・ザ・マッチも獲得したファカタヴァ。大活躍の裏には、長渕剛の魂がこもった名曲があった。

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