西田有志「自分のことのように悔しい」妻・古賀紗理那の思い背負い「自分たちが次やる番」

2023年09月25日 22:26

バレーボール

西田有志「自分のことのように悔しい」妻・古賀紗理那の思い背負い「自分たちが次やる番」
第2セット、ボールの形が変わるほどの強烈なスパイクを放つ西田(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【バレーボール男子・国際強化試合   日本3―1カナダ ( 2023年9月25日    東京・国立代々木競技場 )】 世界ランキング5位の日本が同13位のカナダを3―1で下した。第1セットは21―25で先取を許したが、第2セット26―24、第3セット25―18で逆転に成功。第4セットも25―13で取り、勝利を決めた。30日から始まるパリ五輪予選へ弾みをつけた。
 オポジットの西田有志(パナソニック)は第2セット終盤から爆発。逆転への突破口を切り開いた。「難しい状況だった。五輪予選は何が起こるか分からない。(本番が行われる)この会場でできて良かった」と振り返り「パッションを出していきたい。絶対に(五輪)切符取るので、よろしくお願いします」と会場に呼びかけた。

 前日は同じ代々木で、女子がブラジルにフルセットの末に敗れて五輪切符獲得はならず。主将の古賀紗理那は妻だけに「家族が戦ってますからね。なかなかない経験ですからね。自分のように悔しい」と語る。「同じバレーの男女で分かれているにしても、一緒のスポーツをやっていて一緒に行きたいっていう気持ちはある」と言い「でも、自分たちが次やる番。自分たちがより勢いをつけられるように」と言葉に力を込めた。

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