序二段・安大翔が元十両・王輝を破って2場所連続の各段優勝「かなり自信に」左の相四つで堂々勝利

2023年09月25日 07:19

相撲

序二段・安大翔が元十両・王輝を破って2場所連続の各段優勝「かなり自信に」左の相四つで堂々勝利
<秋場所千秋楽>勝ち名乗りを受ける安大翔(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所千秋楽 ( 2023年9月24日    東京・両国国技館 )】 序二段の7戦全勝同士による優勝決定戦が行われ、安大翔(18=安治川部屋)が元十両の王輝(27=錣山部屋)を破った。
 互いに得意の左四つに組み合うと、安大翔は頭をつけて相手にまわしを与えず。右おっつけで前に出ながら右上手を取って上手出し投げで勝負を決めた。「相手は元十両なので重くて押せなくて、最後は得意の左四つで出し投げ打ててよかったです」。実力者を相手に自分の相撲を取り、高卒では琴手計(現・幕下)以来となるデビューから2場所連続の各段優勝を決めた。

 「なかなか味わえない」としていた満員の館内で行われた優勝決定戦の大舞台で勝利。「かなり自信になりました。この優勝を自信に変えて、がっちり稽古して来場所につなげたいです」と、無敗のまま三段目上位へ番付を上げる九州場所を見据えた。

 ◇安大翔 大和(あんおおしょう・やまと)本名=鈴木大和。2005年(平17)3月2日生まれ、宮城県栗原市出身の18歳。小3から栗原トレーニングセンターで相撲を始め、栗駒中2年時に全中団体戦8強。青森・三本木農業高(現・三本木農業恵拓高)2年時に全国高校金沢大会8強。3年時に東北大会優勝、全国選抜宇佐大会8強、国体32強。卒業後、安治川部屋に入門。今年夏場所で初土俵。翌名古屋場所で序ノ口優勝。1メートル75、159キロ。

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