大栄翔が充実の申し合い16番 大関昇進&年間最多勝懸かる九州場所へ「一日一番、全部勝てるように」

2023年11月01日 15:25

相撲

大栄翔が充実の申し合い16番 大関昇進&年間最多勝懸かる九州場所へ「一日一番、全部勝てるように」
翔猿(右)と申し合い稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・大栄翔(29)が1日、福岡市西区の追手風部屋で16番の申し合い稽古を行った。
 幕内・遠藤(33)、翔猿(31)、十両・大奄美(30)の3人を相手に12勝4敗。伸びのある突き放しで相手を圧倒する内容が目立った。秋場所後は約1カ月続いた秋巡業の全日程に参加していたため、部屋の関取衆と番数をこなすのは久々。「集中していたので今日は良いと思う」と充実の内容で「ここからまた疲れも出てくるので、しっかり我慢してやりたい」と意気込んだ。

 今年ここまでの5場所中4場所で2桁勝利を挙げており、成績次第では九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)が大関獲りとなる可能性もある。豊昇龍と若元春とともに3人同時に大関昇進が懸かっていた名古屋場所前と比べると、プレッシャーはそこまで感じていない。それでも「常に目指してますよ」と次の番付への思いは強く「いつも通り変わらずやっていきたいですね。一日一番、全部勝てるように」と意気込んだ。

 今年の5場所合計51勝で、年間最多勝争い単独首位に立つ。2位は霧島と豊昇龍の大関2人がともに49勝。2差しかついていないため「最後の最後までどうなるか分からない。一日一日の積み重ねだと思う」と気を引き締めた。今月10日に誕生日を迎えて30歳として臨む九州場所、年間最多勝と大関昇進という大きな夢をつかみにいく。

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