【体操】橋本大輝が服部真二賞「まだまだ高みを目指していく」特別賞・栗山英樹氏から刺激

2023年11月01日 17:44

体操

【体操】橋本大輝が服部真二賞「まだまだ高みを目指していく」特別賞・栗山英樹氏から刺激
(左から)栗山英樹氏、服部真二氏、橋本大輝 Photo By スポニチ
 世界へ挑戦している若手アスリートや音楽家、その育成に努める指導者を表彰する「服部真二賞」の受賞式が1日、都内の帝国ホテルで行われた。
 ヤングリーダー賞に輝いた体操男子で世界選手権3冠を果たした橋本大輝(22=順大)が、特別賞を受賞した野球のWBCで日本代表監督を務めた栗山英樹氏と取材対応。橋本は「まだ22歳なので、まだまだ高みを目指していくと身が引き締まった。今後、スポーツ界盛り上げて日本を明るくしていきたい」と語った。

 WBCで活躍したロッテの佐々木朗希らと同年代でもある橋本は「3月のWBCは見ていた。海外遠征中で最後の決勝戦しか見られず、(準決勝の)メキシコ戦は飛行機が着いてすぐ速報を見た。(勝って)決勝をリアルタイムで見られると楽しみに練習頑張っていた」と明かし「野球好きで。栗山監督ともお会いして、少し話すことができて刺激をもらった」と話した。栗山氏も「むちゃくちゃしっかりしているし、目指すところが凄い。若い日本の野球選手も一緒。年取りましたけど、こういう若い人たちと会えるととても幸せ」と笑顔で語った。

 授賞式では音楽家の受賞者による演奏や、ライジングスター賞の中学1年のテニス選手・佐脇京からも刺激を受けた。「演奏者の方は自分を表現するのが音楽でできるの凄い。(佐脇は)中1なのにコメントを聞いてビビるくらい素晴らしいスピーチで。後にスピーチする僕が震えて、したくないと思うくらい。いろんな人から刺激もらって良い一日」と実感がこもった。

 来夏にはパリ五輪が待つが「見失いたくないのは、自分の体操を貫くこと。パリ五輪でも金メダルを獲りたい中で、自分の体操をできた方が喜びが2倍になる。日本の体操は美しい体操と言われている。それを受け継いで自分の演技で魅了し、夢を与えられる選手になりたい」と橋本。五輪では、世界選手権で獲得した団体金メダルが最大の目標で「あの時の景色、みんなが喜んでいる姿は鮮明に覚えている。だからこそ、その景色を多くの人にパリで見せたい」と決意を新たにした。

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