ラグビー日本代表・姫野主将「学生がこれからの主役」母校・帝京大報告会で後輩たちへ熱烈メッセージ

2023年11月01日 16:17

ラグビー

ラグビー日本代表・姫野主将「学生がこれからの主役」母校・帝京大報告会で後輩たちへ熱烈メッセージ
母校帝京大でのラグビーW杯報告会に出席した(2列目左から)堀越康介、松田力也、姫野和樹、坂手淳史、中村亮土、堀江翔太 Photo By スポニチ
 帝京大は1日、東京・八王子キャンパスでラグビー日本代表のW杯フランス大会報告会を行い、OBのNo・8姫野和樹主将(トヨタ)、フッカー堀江翔太、坂手淳史、SO松田力也(いずれも埼玉)、フッカー堀越康介、CTB中村亮土(東京SG)が出席。約1000人の現役学生やファンの前で、W杯の思い出や裏話などを披露した。
 司会を務めたのは同大OBで、07年W杯フランス大会に日本代表として出場した相馬朋和監督。プロップだった現役時代よりも重い推定体重130キロの同監督は、いきなり「一番思い出に残っていることは?おいしいご飯やスイーツでもいいです」とジョーク半分で質問を投げかけ、会場の雰囲気を和ませた。

 この変化球を動じずに打ち返したのが、最年長37歳の堀江。今回はサッカー日本代表の専属シェフを長らく務めてきた西芳照氏がチームに同行。朝昼晩と3食、和食を中心とする食事が用意されたため、「ご飯に全然困らなかった。だいたい海外に行くと、日本食のレストランがどこにあるかを探すが、今回は西さんが来てくれて、朝昼晩と充実していた。ストレスを感じなかった」と明かした。

 会場には帝京大の現役部員も集まり、相馬監督がこれを意識した質問を投げかける場面も。「一番、一緒に戦いたいのはどんな仲間か」と投げかけられた中村は、「痛いところで逃げずに、キツい時に頑張れる選手」と回答。「これからの日本代表に求められることは」と問われた堀江は、「個人のフィジカルは常に上げていかないといけない。常に世界も上がっているので、どうついていくかが大事」と話し、現役部員を大いに刺激した。

 約1時間の報告会の締めでは、姫野主将があいさつ。「今の学生がこれからの主役。これから日本のラグビーを背負っていくという覚悟を持って、学生生活を過ごしてほしい」と呼びかけた。

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