原英莉花 勝って米ツアー切符獲り! 特別な思い胸に… 明日開幕TOTOジャパンC

2023年11月01日 04:30

ゴルフ

原英莉花 勝って米ツアー切符獲り! 特別な思い胸に… 明日開幕TOTOジャパンC
<TOTOジャパンクラシック・プロアマ>たこ焼きを手に笑顔を見せる原英莉花(撮影・西尾 大助 Photo By スポニチ
 国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦で、日本女子ツアーも兼ねるスポニチ主催「TOTOジャパンクラシック」は2日から4日間、茨城県の太平洋クラブ美野里C(6598ヤード、パー72)で開催される。日本ツアー5勝の原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)は31日、18ホールの練習ラウンドを実施。今大会を制し、来季の米ツアー出場権を勝ち取る覚悟を示した。
 コースを入念に確認しながら、18ホールを回り終えた原は「セーフティーな所と、行っちゃいけない所がセパレートされているので、戦略が立てやすい」と印象を語った。

 同じコースで開催された20年大会は初日と最終日に68をマークし18位で終えているが「当時より調子が上がっている」と自信をにじませた。前週6位に入っており感触はいい。

 予選ラウンドは笹生優花と同組。「久しぶり。歯切れのいいプレーをするので楽しみ」とうなずいた。21年ほけんの窓口レディース第1日も笹生と回り、69をマークし7位と好発進。「流れよく回れると思う」と相性の良さも感じている。

 ともに平均飛距離250ヤードを超える飛ばし屋でドライバーショットの競演も注目される。ただ原自身は5月に腰のヘルニア摘出手術を受けた後、飛距離が落ちたという。「最初のころは20ヤードくらい落ちていて最近10ヤードくらいになった。そういう部分では新しい自分のプレーができたらいい」。パワーに頼らないゴルフでスコアをまとめるつもりだ。

 今大会で勝てば来季米ツアー出場権が得られる。2週前の米ツアー2次予選会でスコア誤記により失格となった原にとっては喉から手が出るほど欲しいタイトルだが「気負うとマイナスになるので、優勝を意識しながらも一打一打を大事に少しずつ(スコアを)へこませていけたら」と堅実なプレーを心掛ける。

 米ツアー予選会から帰国後は師匠の尾崎とは会えていない。「これが終わったら行こうと思っている。いい報告ができればいい」。特別な思いを胸に4日間の戦いに挑む。

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