琴ノ若、31日の大関昇進伝達式へ「噛まないように気を付けます」「自分でやるのは想像つかない」

2024年01月29日 20:42

相撲

琴ノ若、31日の大関昇進伝達式へ「噛まないように気を付けます」「自分でやるのは想像つかない」
一夜明け会見で、自身が掲載された新聞各紙を並べて笑顔の琴ノ若(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲初場所で13勝を挙げて優勝決定戦に進出し、大関昇進を確実にした関脇・琴ノ若(26)が千秋楽から一夜明けた29日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で会見を行った。
 ――自身初の13勝。これまでと変わったことは?

 「逆に今までやってきたことを信じて貫き通したからかなと思います。稽古場でも強い気持ちを持って臨んでいた。それが今場所の白星につながったと思う」

 ――14日目の霧島戦は重要だった?

 「どの一番も気持ちは一緒ですし、特別に星数とかは気にしていなかったけど、今考えるとあの一番が大きかったのかなとは思います」

 ――千秋楽、優勝決定戦に臨む心境は?

 「ここまで来たら自分のやってきたことを信じてやるしかないと思っていたので、気負いとか緊張はなくて、持っている力を出し切れたのかなと思います」

 ――子供の頃、伝達式を実際に見た経験はある?

 「ないです。(その時間は)学校行っていたので(笑)。あの光景はテレビで何度も見ていますけど、自分でやるのは想像つかないです」

 ――伝達式の口上ではどんな言葉を使う?

 「まだ(昇進が)決まって1日もたっていないので考えさせてください。でも緊張感を持って述べさせていただきたいとは思っています。それよりも、噛まないように気を付けます(笑)」

 ――父の相撲や祖父の相撲を目指している?

 「まねして取っているわけではないので、自分で使える部分は受け継がせていただいて、その中で自分らしい形を見つければいいかなと思っています。相撲のタイプとかよりは自分らしく、先代でもない、師匠でもない相撲取りになっていけるように、誰よりも追究してやっていきます」

 ――横綱昇進へ向けて、足りないと感じていることは?

 「全部だと思います。全てにおいて、積み上げてきた土台を強固なものにしていかないといけない。強い意志を持ってやっていかないといけない地位だと思っています」

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