大関昇進の琴ノ若が初の技能賞「最後だからね」付け人と支度部屋で記念撮影 悔し涙から笑顔に

2024年01月29日 06:45

相撲

大関昇進の琴ノ若が初の技能賞「最後だからね」付け人と支度部屋で記念撮影 悔し涙から笑顔に
技能賞の琴ノ若 Photo By 代表撮影
 【大相撲初場所千秋楽 ( 2024年1月28日    東京・両国国技館 )】 関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)が13勝を挙げて技能賞を受賞した。優勝すればの条件付きで殊勲賞にも選ばれていたが、決定戦で横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)に敗れて受賞ならず。その後、大関昇進が事実上決まった。
 琴ノ若はこれまで三賞を5度獲得しているが、全て敢闘賞だった。技能賞は今回が初。おっつけやもろ差しといった前さばきのうまさや攻めの速さが評価された。

 優勝決定戦に敗れた直後は悔し涙。その後、三賞の表彰式では師匠であり父でもある佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)から技能賞のトロフィーを受け取った。

 支度部屋に戻ると、悔しさを残しつつも穏やかな表情に。技能賞のトロフィー、楯、賞状を手に、少し笑顔も見せて付け人の三段目・琴ノ藤(22)、琴大進(22)、琴隆成(27)、琴太成(27)、床山の床響と一緒に記念撮影に収まった。そして「最後だからね」と一言。来場所から大関に昇進するため、三賞のトロフィーを手にするのは今回限り。最後のひとときを付け人たちとともにかみしめていた。

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