朝乃山は三役復帰?西前頭7枚目で9勝3敗3休 5枚目で8勝の錦木とどちらが優先されるか…

2024年01月29日 06:40

相撲

朝乃山は三役復帰?西前頭7枚目で9勝3敗3休 5枚目で8勝の錦木とどちらが優先されるか…
朝乃山 Photo By スポニチ
 【大相撲初場所千秋楽 ( 2024年1月28日    東京・両国国技館 )】 西前頭7枚目で元大関の朝乃山(29=高砂部屋)が関脇・大栄翔(30=追手風部屋)に敗れて9勝3敗3休で今場所を取り終えた。
 大栄翔の強烈な突き押しに後退すると、足が流れて前にバッタリ。幕内復帰後3度対戦して全て敗れていた同学年の相手に今回も勝てず「圧力があったので残せなかった」と悔やんだ。

 今場所は7連勝スタートも、初黒星を喫した8日目の取組で右足首を負傷。不戦敗含め4日休んで13日目から再出場した。「休場したのは悔しかった。再出場したからには一番でも多く勝ちたかった。とりあえず15日間土俵に立って戦いたいです」。9勝まで白星を上積みしたものの、優勝争いに加わるチャンスもあっただけにケガが悔やまれた。

 今場所の三役陣では、小結の高安と宇良が負け越し。琴ノ若が大関に昇進するため、来場所の番付は大栄翔が東関脇となり、三役の残り3枠は平幕からの昇進組となる。東前頭筆頭で10勝した若元春(30=荒汐部屋)の再関脇、西前頭2枚目で8勝した阿炎(29=錣山部屋)の再小結は確実な状況だ。

 もう1枠、西小結に誰が入るか。朝乃山は西前頭7枚目で9勝。番付編成の計算上、西前頭5枚目で8勝の錦木(33=伊勢ノ海部屋)と同じ上がり幅となる。どちらが三役復帰を果たすのか、2月26日の春場所番付発表が待たれる。

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