【カーリング】ロコ・ソラーレ吉田知那美　オフにやりたいことは「普通の主婦になりたい」

2024年02月02日 17:40

カーリング

【カーリング全農日本選手権第6日（ 2024年1月2日札幌市・どうぎんカーリングスタジアム）】女子の前回大会優勝チーム、ロコ・ソラーレは2次リーグ最終戦でフォルティウスに7―6で勝ったものの、敗退が決定。大会3連覇と世界選手権（3月、カナダ）出場権を逃した。

　サードの吉田知那美は「結果として悔しいけど、これも悪かないなと思います」と前向きに捉えた。

　ロコ・ソラーレは五輪で2大会連続でメダルを獲得するなど、日本代表として海外の大会で活躍してきた。

　今季も「今までのロコ・ソラーレはイケイケどんどんだったけど、第2ステージとして次のロコ・ソラーレを習得している最中」とさらなるレベルアップを目指し、昨秋のパンコンチネンタル選手権で準優勝し、世界選手権の出場枠も確保した。しかし、今大会での敗退により、その出場権を他チームに譲ることになった。

　日本代表の肩書きはなくなるが、吉田知は「ここで一度、日本代表のユニホームを脱ぐので、自分たちが戦いたい大会、チャレンジしたいことをフィールフリーで“チーム藤沢”として世界中でカーリングを楽しみたい」と新たな挑戦への意欲も口にした。

　そして、来季までにやりたいことを聞かれると「来週、夫が6カ月ぶりに日本に帰って来て、1週間だけ一緒にいれるので、カーリング選手ではなく、普通の主婦になりたい」と笑顔を見せた。つかの間のオフは、22年に結婚したアルペンスキーコーチの河野恭介さんとゆっくり過ごすつもりだ。