【ラグビー国際交流試合】「ブランドを世界に発信したい」ブルーズ指揮官が意欲 3日に東京SGと対戦

2024年02月02日 14:48

ラグビー

【ラグビー国際交流試合】「ブランドを世界に発信したい」ブルーズ指揮官が意欲 3日に東京SGと対戦
東京SG戦を前に会見に臨むブルーズのバーン・コッター・ヘッドコーチ(右)とパトリック・トゥイプロトゥ主将 Photo By スポニチ
 【クロスボーダーラグビー2024第1戦   東京SG―ブルーズ ( 2024年2月3日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 初開催となる国際交流試合でリーグワン昨季4位の東京SGと対戦するブルーズ(ニュージーランド)が2日、試合会場となる東京・秩父宮ラグビー場で前日練習を行った。練習後にはバーン・コッター・ヘッドコーチ(HC)、ロックのパトリック・トゥイプロトゥ主将が会見に臨み、コッターHCは「来日できてうれしい。(試合には)たくさんの意味合いがある。このチームのブランドを世界に発信したい」と意気込みを示した。
 「クロス――」はリーグワンが主催し、将来的にはクラブ世界一を決めるなどの公式大会化を目指している。初開催の今回はリーグワン勢がシーズン中、スーパーラグビー・パシフィック勢がシーズン開幕前で、非公式の交流戦の意味合いが強い。それでもコッターHCは「互いの成長につながるし、クロスボーダーで試合をすることが、ラグビーのグローバル化につながる」と歓迎した。

 東京SG戦に向けては、19年W杯NZ代表のトゥイプロトゥ主将ら26人がメンバー入り。この試合がプレシーズン初戦ということもあり、コッターHCは「相手に焦点を当てるというよりは、自分たちに焦点を当てる」と説明。昨秋のW杯で準優勝だったオールブラックスのメンバーは入っていないが、「次のオールブラックスの10番になりそうなのが(スティーブン)ペロフェタだ」とゲームメーカーを担う26歳に期待を寄せた。

 21年にはトヨタ自動車(現トヨタ)でプレーしたトゥイプロトゥも「明日はタフな試合になると思うが、懸命に取り組みたい。シーズンにつなげる試合にしたい」と意気込んだ。

 ブルーズは昨季のスーパーラグビー・パシフィックで3位に入った強豪。10日にはリーグワン昨季3位の横浜と神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で対戦し、24日に開幕のフィジアン・ドゥルア戦に備える。

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