元十両・栃丸が序二段から4場所ぶり復帰へ 昨年8月末に両膝手術…31歳の苦労人が再出発

2024年03月09日 06:36

相撲

元十両・栃丸が序二段から4場所ぶり復帰へ 昨年8月末に両膝手術…31歳の苦労人が再出発
春日野部屋の外でリハビリに励む栃丸(23年12月撮影) Photo By スポニチ
 日本相撲協会は8日、大相撲春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。元十両で東序二段47枚目の栃丸(31=春日野部屋)が4場所ぶりに復帰することが決定。初日は千代剣(20=九重部屋)との対戦が組まれた。
 22年夏場所で新十両昇進を果たした栃丸は、同年秋場所を最後に幕下へ転落。昨年秋場所前の8月29日に古傷だった両膝の内視鏡手術を受けた。自力で歩けるようになったのは10月頃。昨年末の時点では土俵での稽古はできず、スクワットなどのリハビリに励みながら「まだ相撲は取れない。四股が踏めるようになるのは年明けから」と話していた。

 序二段では、同じく3場所連続全休明けの颯富士(22=伊勢ケ浜部屋)と鳩岡(30=木瀬部屋)の幕下上位経験者2人も今場所から復帰予定。初土俵から11年かけて新十両の座をつかんだ苦労人が、いつも以上にハイレベルとなる序二段の土俵から再起を期す。

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