琴ノ若が新大関場所へ最終調整「流れをしっかり」締め込み姿で土俵上のルーティンを完全再現

2024年03月09日 16:51

相撲

琴ノ若が新大関場所へ最終調整「流れをしっかり」締め込み姿で土俵上のルーティンを完全再現
稽古場で本場所の取組と同じルーティンを繰り返す琴ノ若(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の新大関・琴ノ若(26)が9日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で、あす10日に初日を迎える春場所(エディオンアリーナ大阪)へ向けた最終調整の稽古を行った。
 この日は全体での稽古は行わず、各自で調整。琴ノ若は締め込み姿で現れると、四股やすり足などの基礎運動で約40分間体を動かした。

 最後は、本場所での取組を想定した動きの確認。土俵に入って塵手水(ちりちょうず)や塩まきなどの所作を本場所と全く同じルーティンで繰り返し、勝ち名乗りを受けて懸賞金を受け取る動作までしっかり“再現”した。特にルーティンにこだわりはないようだが、塩をまいてからまわしをたたく回数など細かい部分もほぼ同じ。「流れをしっかり」と仕上げのイメージトレーニングはばっちりのようだ。

 いよいよ始まる新大関場所。「どの地位にいても今までどおり何も変わらず」と特別な意識は持たない。過去2戦2勝の熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)と対戦する初日へ「しっかり自分のやれることをやっていくだけ」と気を引き締めた。

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