大阪出身の十両・朝紅龍に地元企業から化粧まわし 初めて関取で臨むご当所場所へ「いつも通り」

2024年03月09日 06:38

相撲

大阪出身の十両・朝紅龍に地元企業から化粧まわし 初めて関取で臨むご当所場所へ「いつも通り」
大阪市中央区の高砂部屋で稽古する朝紅龍(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の十両・朝紅龍(25)が8日、大阪市中央区の高砂部屋で春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けての調整稽古を行った。この日は本場所で使用する緑色の締め込み姿で、基礎運動や一丁押しなどで汗を流した。
 大阪府四條畷市出身の朝紅龍は、初めて関取としてご当所場所を迎える。2場所連続勝ち越し中で今場所は自己最高位の東十両8枚目。地元の大声援を浴びることが予想されるが「いつも通り、あまり意識しないことですね」と平常心で臨む心構えを示した。そして「でも地元なので取組後の気晴らしはしやすいかな」と付け加え「たこ焼きとかかすうどんとか食べたい」と郷土愛もにじませた。

 また、初日から新しい化粧まわしを締める予定であることも明かした。贈り主は、大阪府内に100店舗以上を展開するドラッグストアの「株式会社アカカベ」。朝紅龍の地元・四條畷市の隣の大東市に本社を構える地域密着の大企業から支援を受けることとなった。体重119キロの小兵ながら筋骨隆々の体で人気、実力ともに急上昇中の25歳が、地元で十両の土俵を沸かせていく。

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