宮城野親方が白まわし姿で伊勢ケ浜部屋の稽古に参加「久しぶりかな」部屋付き親方として技術指導も

2024年04月08日 17:19

相撲

宮城野親方が白まわし姿で伊勢ケ浜部屋の稽古に参加「久しぶりかな」部屋付き親方として技術指導も
転籍先の伊勢ケ浜部屋での初稽古を終えた宮城野親方 Photo By スポニチ
 大相撲の旧宮城野部屋の力士たちが8日、伊勢ケ浜部屋の稽古に参加した。宮城野部屋は元幕内・北青鵬による暴力事件の影響で部屋閉鎖の厳しい処分を受け、力士や親方らは全員伊勢ケ浜部屋へ転籍。7日に引っ越しが完了し、この日が転籍先での初稽古となった。
 稽古の様子は非公開だったが、宮城野親方(元横綱・白鵬)と間垣親方(元幕内・石浦)も白まわしを締めて稽古場に降り、力士たちの指導に当たったという。部屋付き親方として再出発の意味も込め“裸一貫”で稽古に参加することを自ら希望。まわしの取り方や切り方など技術指導を行った。

 稽古が終わった12時半の約4時間後に伊勢ケ浜部屋を出て帰宅へ。まわし姿で稽古場に降りたのは「久しぶりかな」と振り返り、今後も継続していく考えを示した上で「頑張ります」と言葉を残した。

 伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「45回も優勝しているし横綱としてのスキルもあるわけだから、それをしっかり力士たちに伝えてほしい」と大横綱の指導力に期待。2人の元横綱から指導を受けられる弟子たちに対しても「稽古の質は上がる。相乗効果でお互いに強くなってくれれば」と期待を込めた。

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