大坂なおみ 約1年7カ月ぶり国内試合で大人のプレー誓う「クレージーなショットは出さない」

2024年04月11日 10:41

テニス

大坂なおみ 約1年7カ月ぶり国内試合で大人のプレー誓う「クレージーなショットは出さない」
大坂なおみ(AP) Photo By AP
 女子テニス国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯予選の日本―カザフスタン戦(12、13日)の抽選式が11日に本番会場の東京・有明コロシアムで行われた。12日にシングルス2試合、13日にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、3勝した方が勝利。勝てば11月の決勝大会に進み、負ければ同時期に開催されるプレーオフに回る。
 20年2月のスペイン戦以来4年2カ月ぶりに国別対抗戦のメンバーに復帰した世界ランキング193位の大坂なおみ(26=フリー)は12日のシングルスで世界50位のユリア・プチンツェワ(29)、13日のシングルスで世界939位のアンナ・ダニリナ(28)と対戦することが決まった。

 この日は両チームの監督、選手が会見に臨んだ。大坂は10日に帰国して調整しており「タフな試合になると思うが、皆でこの環境でテニスをできることはエキサイティング。楽しみにしている。若い頃やっていたクレージーなショットは出さないと思う。最近は戦略的なプレーをしたいと思っているので、そこを見てもらえれば」と“大人のプレー”を誓った。

 大坂は23年7月に第1子となる女児を出産。産休が明けて今季からツアーに復帰した。日本でプレーするのは22年9月の東レ・パンパシフィック・オープン以来、約1年7カ月ぶりとなる。今季の目標はパリ五輪出場。五輪の出場資格に関わる国別対抗戦の出場は東京五輪に続く2大会連続の五輪出場に向けても意味を持つ。

 【12日】
▼シングルス 日比野菜緒―アンナ・ダニリナ
▼シングルス 大坂なおみ―ユリア・プチンツェワ

 【13日】
▼シングルス 日比野菜緒―ユリア・プチンツェワ
▼シングルス 大坂なおみ―アンナ・ダニリナ
▼ダブルス 青山修子、柴原瑛菜組―アンナ・ダニエラ、ジベク・クランバエワ組

おすすめテーマ

2024年04月11日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム