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【バレーボール】日本、世界1位ポーランドにストレート負け 五輪金メダル候補との“前哨戦”完敗

2024年06月07日 20:38

バレーボール

【バレーボール】日本、世界1位ポーランドにストレート負け 五輪金メダル候補との“前哨戦”完敗
相手にスパイクを決められ悔しがる大塚(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【ネーションズリーグ   日本―ポーランド ( 2024年6月7日    北九州市・西日本総合展示場 )】 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第2週福岡大会が行われ、世界ランキング4位の日本は同1位のポーランドと対戦。3―0(17―25、15―25、20―25)でストレート負けし、福岡大会初黒星を喫した。対ポーランド戦はこれで12連敗となった。
 ブラン監督は5日のドイツ戦後、ポーランド戦の選手起用について、プレー時間が少ない選手の起用を明言。第1セットは深津、宮浦、山内、甲斐、富田、エバデダン・ラリー、小川が先発した。ポーランドの強烈なサーブ、高さのあるブロックに苦しんだが、チーム最年少の甲斐が強打で攻撃をけん引。中盤には富田のサービスエースが決まるなどしたが、世界1位の壁は高く17―25でこのセットを落とした。

 第2セットはポーランドが勢いを加速させ、日本は相手の多彩なスパイク、意表をつくフェイントに翻弄(ほんろう)された。宮浦、大塚が中心となって得点を重ねるものの、15―25と大差をつけられ、2セットを連取された。

 第3セットもポーランドに押される展開。パワーのあるサーブに崩される場面が多く見られた。

 ポーランド戦は09年11月を最後に勝利なし。前回大会でも1次リーグ、準決勝で2連敗した。52年ぶりのメダルを狙うパリ五輪でも最大のライバルとなる相手だが、“五輪前哨戦”は完敗に終わった。
 
 ▼大塚達宣 チームが劣勢の状況だったので、まず自分がやれることをやろうという気持ちで入りました。個人としてはよかったが、チームとしてもう少しプッシュできた展開もあったと思うので、そこら辺は自分が引っ張ろうという思いもあったので。悔しい気持ちが強いです。ポーランドはずっと優勢の状況で、リードしていて楽だったと思う。それに対して自分たちは雰囲気とかでプレエッシャーかけていきたいと考えていた。それを自分が率先してやろうと思っていた。相手の高さやパワーのところは日本は劣っているが、日本の強みのレシーブやブロックディフェンスのところから攻撃などもっと精度を上げてやっていく必要がある。そういうところも修正してチームとしてもっともっと強くなっていきたい。

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