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「平均台のシンデレラ」が四日市大で決意 パリ五輪代表・岡村真「団体でメダルを。世界を魅了したい」

2024年06月14日 13:07

体操

「平均台のシンデレラ」が四日市大で決意 パリ五輪代表・岡村真「団体でメダルを。世界を魅了したい」
報告会を終えて大学の講義を受ける岡村 Photo By スポニチ
 体操女子でパリ五輪代表の岡村真(まな、19=相好ク)が14日、自身が通う四日市大学で開かれた報告会に出席した。
 暁高を卒業後、今春に四日市大学に入学した総合政策学部の1年生。この日は大学の講義「人間たれ」に出席し、その冒頭で開かれたパリ五輪体操女子日本代表内定報告会で同学年の190人からお祝いされた。青、白、赤のフランスカラーの花束も受け取り、決意を口にした。

 「五輪までの残りの期間も準備して、最高の演技をできるようにしたい。一番大きな目標は団体でメダルを獲ること。世界を魅了できるような美しい体操で頑張ります」

 講義を受けた後には、相好クの外村和才コーチとともに四日市大学の喜岡渉学長と暁学園同窓会の竹内稔会長を表敬訪問した。長く指導する同コーチは「彼女の体操の特徴は美しさ。それが武器になっていて、目的意識も高く、日々の積み重ねと努力の結晶でここまで来た」と評価。その上で「(五輪でも)彼女の良さがしっかり出せるようにサポートしたい」と続けた。

 今年5月のNHK杯で総合3位となり、日本代表に決定。4月の全日本個人総合選手権とNHK杯では、種目別平均台で1位となった。幅10センチの台の上で美しい演技を披露することから「平均台のシンデレラ」と呼ばれる身長1メートル47の19歳。昨年の杭州アジア大会では平均台金メダル、個人総合銀メダルを獲得した。

 パリ五輪まであと1カ月あまり。岡村は「新しい技という部分も少し考えているけど、とりあえず、もっと良いスコアを出せるようにしていこうと思っています」と抱負を語った。外村コーチは「床でひねりを一個加えた技を調整している部分があったり、平均台でジャンプの難度を上げるチャレンジの準備をしている」と現状を説明した。

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