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岩井明愛 痛恨トリから巻き返し69「楽しい1日だった」3打差2位から逆転でメジャー初V狙う

2024年09月07日 14:55

ゴルフ

岩井明愛 痛恨トリから巻き返し69「楽しい1日だった」3打差2位から逆転でメジャー初V狙う
<ソニー日本女子プロ選手権3日目>5番、バーディーを決め6番へ向かう岩井明愛(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ソニー日本女子プロ選手権第3日 ( 2024年9月7日    沖縄県 かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72 )】 国内メジャー第2戦の第3ラウンドが行われ、2位から出た岩井明愛(22=Honda)が6バーディー、1トリプルボギーの69で回り通算13アンダーで2位を維持した。首位の竹田麗央(21=ヤマエグループHD)とは3打差。
 ホールアウトした岩井明は「楽しい1日だった。いつもと変わらず、良い緊張感の中で回れた」と笑顔で話した。

 3打差を追いかけて竹田、山下美夢有(23=加賀電子)と最終組でスタート。3番で15メートル近いロングパットを沈めてバーディーを先行させると、パー5の5番、9番でも伸ばして首位の竹田を捉えた。

 しかし好事魔多し。「自分としては打ちにくいホール」と苦手意識を持っている11番でティーショットを大きく右に曲げた。雑草の根元にあった球を左打ちで打とうとしたが、空振り。再び挑んだ第3打も前に飛ばず、木の根元に止まった。

 「アンプレアブルも考えたけど、出したところで(グリーンを)狙えない。どうせならチャレンジして、出たらいいなという感じだった」。第4打で右ラフまで出して、トリプルボギーに収めるのが精いっぱいだった。

 直後は落ち込んだが、ギャラリーから「頑張って」と激励の声を掛けられ「まだ諦めないぞ」と気持ちを切り替えて続く12番で3メートルにつけてバウンスバック。15番は1・5メートルにつけてバーディー。最終18番パー5でも第2打をグリーン手前に運び、アプローチをピン側に寄せてバーディーで締めて、11番で失った3打を取り返した。

 首位と3打差の2位は変わらず、最終ラウンドは逆転で国内メジャー初優勝を目指す。岩井明は「3打差は何があるか分からない。最後まで諦めずに頑張る」と気合を入れた。

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