×

山下美夢有69「後半伸ばせず悔しい」逆転でのメジャー3冠狙う 日本女子プロゴルフ選手権

2024年09月07日 15:30

ゴルフ

山下美夢有69「後半伸ばせず悔しい」逆転でのメジャー3冠狙う 日本女子プロゴルフ選手権
<ソニー日本女子プロ選手権3日目>10番、ティーショットを放つ山下美夢有(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ソニー日本女子プロ選手権第3日 ( 2024年9月7日    沖縄県 かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72 )】 国内メジャー第2戦の第3ラウンドが行われ、3位から出た山下美夢有(23=加賀電子)が3バーディー、ボギーなしの69で回り通算12アンダーで3位につけた。最終日は首位とは4打差から、史上最年少(23歳37日)でのメジャー3冠を目指す。
 「2日間に比べてショットが安定していて前半は良い流れで3つ(バーディーが)獲れたけど、後半はチャンスにつく回数が少なくて伸ばせなかったのが悔しい」。山下は微妙な表情だった。
 5番で2・5メートルにつけると、6番は4メートルのパットを決めて連続バーディー。9番パー5では第3打を30センチにつけて前半で3つ伸ばした。しかし後半は全ホールがパー。首位との差を縮められなかった。

 パリ五輪(4位)、全英女子オープン(予選落ち)を経て国内ツアー参戦は約1カ月半ぶりで、決して万全ではなかった。沖縄に駆けつけたコーチの父・勝臣さんが助言をもらい感触は良くなっているものの、まだ本調子とはいえない。「昨日よりは大分良くなっているけど、フィニッシュが決まるショットが少ない」。それでも2季連続年間女王に輝いた実力者はスコアをつくり、優勝圏内で最終日を迎える。

 22年にワールドレディス・サロンパス杯、22年と23年にはツアー選手権リコー杯を制しており、今大会に勝てば史上最年少でのメジャー3冠となる。「伸ばすしかないと思う。伸ばし合いについていけるように、ショットもそうだけど、いかにパットを決められるか」。逆転での戴冠に狙いを定めた。

おすすめテーマ

スポーツの2024年09月07日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム