初回G撃ちの福留 3戦連続先制打!金本監督「本当に頼もしい」

2017年04月24日 05:30

野球

初回G撃ちの福留 3戦連続先制打!金本監督「本当に頼もしい」
<巨・神>1回2死三塁、福留は右前に先制適時打を放つ(投手・内海) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神2―1巨人 ( 2017年4月23日    東京D )】 欲しかった先制点を叩き出したのは、またしても4番・福留だった。初回2死三塁。左腕・内海のカットボールを、いとも簡単に見えるように右前に運ぶタイムリー。巨人3連戦全てで初回に得点したのは13年8月以来、4年ぶり。その全てを自らの一撃で奪った。
 「若い投手が投げていたので、先に点を取れるところで取っておきたかった。みんながつないで回してくれた打席だったし、何とか走者を還せて良かった。あの打順(4番)で打たせてもらっているからね」

 今季から主将に就任。昨季は鳥谷が野手キャプテン、現役を引退した福原2軍育成コーチが投手キャプテンを務めていたが、投手を含めた全選手をまとめる立場となった。試合前には、主に中堅付近で練習している投手陣にもさりげなく目を配り、気付いたことがあれば声をかけることもある。野手と投手の信頼関係の重要さを熟知しているからこそだ。

 初回のV打に続き3回1死満塁からは中犠飛を放ちチーム全2得点を記録。昨季4戦して3勝を献上するなどチームの天敵となっていた内海に14年4月12日以来、1107日ぶりに黒星を付けた。21日のマイコラス、22日の田口と、ここまで相性が悪かった宿敵の先発投手を福留自身は攻略。今3連戦でのチーム計7得点中、6点を福留のバットが生み出した。金本監督も「本当に頼もしいですね。打つ方では(今日は)孝介一人に助けてもらった」と最敬礼した。

 名古屋、東京と続いたビジター6連戦は、初戦の18日中日戦こそ積極的休養で欠場したが、残り5戦はフル出場した。26日に40歳を迎えるベテランだけに週に一度の休養日を設けているが、一度グラウンドに立てば、その存在感は別格だ。25日からは甲子園に戻り6連戦が控える。週末には黄金週間に突入。4番のバットが、貯金量産での奪首をもたらしてくれるはずだ。(山添 晴治)

おすすめテーマ

2017年04月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });