ヤクルト6年ぶり8度目V! 2年連続最下位から一気にセ界制す 高津監督、5度宙に舞う

2021年10月26日 21:21

野球

ヤクルト6年ぶり8度目V! 2年連続最下位から一気にセ界制す 高津監督、5度宙に舞う
<D・ヤ>胴上げされる高津監督 (撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト5―1DeNA ( 2021年10月26日    横浜 )】 昨季まで2年連続最下位だったヤクルトが26日、2015年以来6年ぶり8度目となるセ・リーグ優勝を決めた。
 首位のヤクルトは優勝へマジック2として迎えたDeNA戦(横浜)に5―1で逆転勝ちを収めて2連勝。自力でマジックを1に減らした。午後9時4分の試合終了後はゲーム差ゼロで追走する2位・阪神の試合の様子が流れる大型ビジョンをベンチから全員で見守り、午後9時22分に阪神が中日に0―4で敗れ、2試合を残してヤクルトの優勝が決まると、ナインが一斉にベンチを飛び出して歓喜の輪。高津臣吾監督(52)は就任1年目だった昨季の最下位から2年目での優勝に大きく「フーッ」と息をついてから選手の待つマウンド付近へ。ヤクルトは前回優勝した15年も前年の最下位から真中満監督の就任1年目で優勝しており、またしても驚異的なV字回復でセ・リーグ頂点にのぼり詰めたが、高津監督はナインの手で5度宙に舞った。

 昨季まで2年連続最下位のヤクルトは2位に浮上した9月14日から同28日まで球団新記録となる13戦負けなしを記録し、2011年9月以来10年ぶりとなる9連勝。9月22日に-0・5ゲーム差で2020年7月12日以来437日ぶりの首位に浮上した。10月1日から同8日にも無傷の7連勝を飾り、5日に3年ぶりのシーズン勝ち越し決定、翌6日に3年ぶり6度目のクライマックスシリーズ(CS)出場決定と快進撃を続け、阪神との直接対決を制した8日にはマジック11が初点灯した。マジック点灯時には阪神とのゲーム差は3あったが、21日には0・5差、23日にはついにゲーム差なしとなったが、最後は逃げ切った。

 9月23日にはヤクルト、阪神、巨人の上位3チームが2ゲーム差にひしめく史上空前の大混戦となった今季のセ・リーグ。2年連続最下位から大混セを制したヤクルトは、11月10日~15日に6試合制で行われるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(ヤクルトにアドバンテージ1勝)で、阪神と巨人が対戦するCSファーストステージ(11月6日~8日)の勝者と日本シリーズ進出を懸けて激突する。

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