阪神、V逸…甲子園のシーズン最終戦で守備のミス、決定打不足に泣いた

2021年10月26日 21:23

野球

阪神、V逸…甲子園のシーズン最終戦で守備のミス、決定打不足に泣いた
<神・中(25)>4回2死、空振り三振に倒れる阪神・佐藤輝(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神0ー4中日 ( 2021年10月26日    甲子園 )】 力尽きた。阪神は絶対に落とせない最終戦で中日に完敗。首位・ヤクルトが勝利したため、16年ぶりの悲願のリーグ優勝とはならなかった。
 2回1死一、二塁で先発・青柳は木下拓を三ゴロに。だが三塁・大山の転送を受けた二塁・糸原が一塁へ痛恨の悪送球。直近6試合は失策なしだったが、両リーグワーストの85失策を喫していた弱点が勝負所で露呈した。

 直後に2死一、三塁と好機を作り、青柳に早々と代打・小野寺を送るも遊飛にたおれて不発。5回に満塁で救援した3番手・馬場が大島に左前適時打を浴びて2点を追加されると、8回にはセットアッパー・岩崎も1点を失った。

 反撃したい打線だったが、中日投手陣相手にわずか4安打止まりで無得点。悲願の優勝を目指した矢野政権3年目だったが、あと一歩届かなかった。

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