阪神・中野、赤星の新人安打数128へあと1 大一番に気合「ここまで来たら優勝したい」

2021年10月26日 05:30

野球

阪神・中野、赤星の新人安打数128へあと1 大一番に気合「ここまで来たら優勝したい」
<阪神練習>フリー打撃を行う佐藤輝(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 大きな夢に向け、最後まで走り続ける。甲子園でのシーズン最終戦を前に、阪神・中野は「本当に負けられない戦いなので、勝つという強い気持ちしか持っていない」と必勝の2文字を心に刻んだ。
 1年目から優勝争いという最高の舞台で、真剣勝負をする貴重な経験を味わってきた。勝利に貢献する喜びとともに、1球の怖さも味わった。その集大成が143試合目の大一番となる。「ここまで来たら優勝したいって言う思いは強いです」と最後の一瞬まで集中し、チームの逆転優勝に貢献する決意だ。

 積み重ねてきた安打も、球団の歴史に残る域に達してきた。あと1安打で、01年に赤星憲広が記録した球団新人歴代5位の128安打に並ぶ。2安打で4位の48年後藤次男に追いつき、3安打猛打賞なら、通算13度目で、16年高山俊、19年近本光司に並び、セ新人歴代2位にランクする。最終戦も2番起用は確実。1本でも多く打つことが、勝利への道しるべとなる。

 「走攻守全てで貢献することが自分は必要だと思っているので、今まで通り全てにおいて貢献していきたい」

 1、2番コンビを組んできた近本不在の分まで打って、走って、チャンスメークに徹すれば、夢にも近づく。最後は笑って終わらせる。(鈴木 光)

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