創部5年目の寿々が初出場初V 小栗MVP弾「感謝しかない」

2021年10月26日 05:30

野球

創部5年目の寿々が初出場初V 小栗MVP弾「感謝しかない」
<寿々・PHOENIX>村上監督を胴上げする寿々の選手たち Photo By スポニチ
 【スポニチ主催 高松宮賜杯第65回全日本軟式野球大会2部最終日 ( 2021年10月25日    熊本県リプワーク藤崎台ほか )】 準決勝、決勝が行われ、決勝は寿々(愛知)がPHOENIX(山口)に5―4で勝利し、初出場で優勝の快挙を達成した。最優秀選手賞は2安打3打点の小栗翔一郎内野手(23)。優勝チームには高松宮賜杯、優勝メダル、スポーツニッポン杯などが贈られた。
 寿々は愛知県の介護老人ホームで働くメンバーで構成されているチームが創部5年目で初出場初優勝をつかんだ。ヒーローは村上寛監督が「MVP(最優秀選手賞)にふさわしい活躍だった」と評価した1番の小栗だ。

 2点リードの5回に右越え本塁打を放つなど2安打3打点と活躍し「(本塁打は)後ろにつなごうという意識だった。全員野球で優勝ができた」と胸を張った。職場のスタッフ、利用者らはいつも「頑張って」と声を掛けてくれるという。小栗は「感謝しかない。みんなでいい報告ができる」と喜んだ。

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