持病ぜんそくに右肘コンディション不良、寝違え…悔しさ糧に初勝利手にした阪神・西勇

2022年04月06日 05:30

野球

持病ぜんそくに右肘コンディション不良、寝違え…悔しさ糧に初勝利手にした阪神・西勇
<神・D>2回、阪神・西勇(右)と話す坂本(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4ー0DeNA ( 2022年4月5日    甲子園 )】 【記者フリートーク】明けない夜はないと信じて西勇は自分と向き合ってきた。昨季は持病のぜんそくや右肘のコンディション不良、寝違え…。度重なるアクシデントにも苦しんだ。練習後には毎日、電気治療などでケアに努め、ぜんそくの治療薬を服用するなど、体を見つめなおす時間が増えた。
 「自分では元気だと思っていても、蓄積疲労があった。体のことを考える時間は多かった」

 自宅に帰ると、まだ幼い愛息から激励を受けることもあったという。万全な状態で臨む難しさを感じた1年だった。悔しさを糧に今年は真価を示すシーズン。チームの連敗を止め、今季初勝利を手にした背番号16はホッとしたような笑みを浮かべていた。(阪神担当・長谷川 凡記)

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