鳴門バンドーVS阿南ラオウの徳島県勢の再戦はソフトB板東の勝ち 前夜バースデー弾の杉本を空振り三振

2022年04月06日 22:00

野球

鳴門バンドーVS阿南ラオウの徳島県勢の再戦はソフトB板東の勝ち 前夜バースデー弾の杉本を空振り三振
<ソ・オ>ソフトバンク3番手の板東(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク1ー3オリックス ( 2022年4月6日    ペイペイD )】 鳴門市が誇るバンドーと阿南市が生んだラオウ―。徳島県出身者のプライドが激突した第2ラウンドは“うずしおトルネード”が、涼しい顔で制した。ソフトバンク板東湧梧投手(26)が、6日のオリックス戦で2連投。0―1の8回から3番手登板し、前夜5日の初球146キロ直球をバックスクリーン左に1号ソロを運ばれた4番・杉本裕太郎(31)と9回先頭で再戦した。
 初球に真ん中高め148キロの直球ボール球で意識を上にし、2球目に外角カットボールで見逃し。カウント1―1から108キロカーブで目をずらした後に内角高め直球ボール球をあえて振らせてカウント2―2。再び109キロカーブで惑わせてフルカウント。最後は真ん中低めフォークで空振り三振に斬った。

 5日は、ラオウ生誕祭だった。阿南市内で生を受けて1メートル90、104キロにまで成長。31歳になった徳島商出身の大砲に板東は、推定飛距離145メートル超のバースデー弾を浴びていた。きっちり雪辱した鳴門高卒の右腕は、1死後も流し目で集中したまま。残る2人を封じて、切れ長の目でベンチへと戻って行った。ペイペイドームのマウンドと右打席の周辺は、独特の空気が渦を巻いていた。

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