日本高野連 来夏以降の甲子園で「2部制」導入を検討 熱中症対策の一環、昼の時間帯を回避へ

2022年07月27日 19:29

野球

日本高野連 来夏以降の甲子園で「2部制」導入を検討 熱中症対策の一環、昼の時間帯を回避へ
甲子園球場 Photo By スポニチ
 日本高野連は27日、大阪市内で第104回全国選手権大会の第3回運営委員会を開き、将来的に朝と夕の「2部制」での開催を含め、さまざまな観点から暑さ対策を検討すると発表した。来夏の第105回大会以降の導入について議論する方針。地球温暖化の影響などで近年、酷暑が続いており、熱中症対策の一環として昼の時間帯を避け、より選手の健康を重視していく。
 2部制については観客の入れ替えをどうするかはもちろん、例えばマラソンのように早朝開始であれば暑さ対策にはなるが、応援団の鳴り物あっての甲子園では周辺住民への配慮も求められ、多くの課題を残す。主催者は「材料になるかならないかと言われれば、そういうことも含めて検討をしていく」と話し、あらゆる可能性を模索する構えだ。

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