阪神・湯浅を支える向上心 球宴出場クリア、30ホールドも達成目前で目標上方修正 次は「最優秀中継ぎ」

2022年07月27日 07:30

野球

阪神・湯浅を支える向上心 球宴出場クリア、30ホールドも達成目前で目標上方修正 次は「最優秀中継ぎ」
<全パ・全セ>7回1イニングを抑え、全セナインに迎えられる湯浅(中央)(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2022第1戦   全セ2―3全パ ( 2022年7月26日    ペイペイD )】 【記者フリートーク】本人の口から直接聞いて驚いた。湯浅はシーズン前から球宴への出場を、自らの心の中で目標に掲げていたという。「まさかファン投票で選ばれるとは思ってもいなかったですけど」と笑いつつ、「やっぱり野球をやっている以上は、ずっと(球宴に)出たいと思ってリハビリの時からやっていました」。3度の腰椎分離症による長かったリハビリ期間。「球宴」はその時間に耐えるためのモチベーションにしていた。
 夢舞台への出場はクリアし、数字の目標に掲げた30ホールドも達成目前(現在27ホールド)。だから目標を上方修正する。「現実的に見て(30Hは)達成できるなというのはあるので、(目標を)最優秀中継ぎに変えて。一つの目標として、自分の中にモチベーションを上げるために」。到達に満足しない。常に、さらなる高みを見据える向上心が、湯浅の原動力だ。(阪神担当・阪井 日向)

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