松坂氏×福留氏が本音トーク 3大会ぶり世界一の侍ジャパンを語った 「大谷の6球」配球できたワケ分析

2023年04月13日 18:00

野球

松坂氏×福留氏が本音トーク 3大会ぶり世界一の侍ジャパンを語った 「大谷の6球」配球できたワケ分析
オンラインイベントに出演した福留氏(左)と松坂氏(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 2024年2月1日に創刊75年を迎えるスポーツニッポン新聞社の「創刊75周年オンラインイベント第2回」が13日、東京本社で行われ、スポニチ本紙野球評論家の松坂大輔氏(42)と、日米通算2450安打で昨季限りで現役を引退した福留孝介氏(45)が出演。06年の第1回、09年の第2回の優勝メンバーである両氏が現場取材で見た裏話や次回大会に向けての課題、展望などを語り合った。
 松坂氏は2大会連続でMVPとなり、福留氏は第1回WBCの準決勝・韓国戦でチームを勝利に導く代打決勝弾を放った。

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦は、ともに中継解説として現地入りしていた。

 9回、大谷VSトラウトの攻防では、スライダーで空振り三振に仕留めて世界制覇を決めた。日本1点リードのしびれる場面の対決に「大谷の6球」と称された。

 松坂氏は「大谷投手だとスプリットも決め球になるボール。トラウト選手は頭から消せない。この配球にできたのはそこまで抑えてきた投手、捕手の努力のたまものだと思います。それまでの対戦があったので最後こういう配球ができた。この試合だけじゃないですけど、捕手の頑張りが大きかった。戸郷投手もフォーク(で空振り三振を奪った)でしたし、日本の投手っていうとフォーク、スプリットっていうのは脅威のボールだと(トラウトの目には)映っていたんじゃないですかね。最後まで効いていたという感じだった」と投手陣が張った伏線が効果的だったと述べた。

 また、自身のWBC体験や次回2026年WBC監督、今季のペナントレースについてもトークを展開した。

おすすめテーマ

2023年04月13日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム