【セ・リーグ編】母の日の特別な思い出　感謝の気持ち語る

2023年05月14日 05:30

野球

【セ・リーグ編】母の日の特別な思い出　感謝の気持ち語る — 仮契約で、記念撮影に応じる（左から）母・能夫子さん、小幡竜平、父・正樹さん　　（撮影・後藤　大輝） Photo By スポニチ

　お母さん、いつもありがとう。14日は母の日。各球団の選手が、母との思い出や、感謝の気持ちを語った。

　≪阪神・小幡　毎年伝える「ありがとう」≫小さい頃は男4人兄弟で全員野球もしていました。自分は寮生でまだ1人暮らしはしていないですけど、大人になるにつれてありがたみが凄く分かる。ご飯だったり洗濯だったり、家事で自分の時間が全然なかっただろうし、思えば凄く大変だっただろうなと。本当に感謝しかない。母の日は毎年家族のグループLINEで「ありがとうね」と送ります。一度、父の日と母の日を合わせてネックレスを贈ったことはあります。今年も変わらず「ありがとう」と伝えます。

　≪広島・斉藤　早く1軍で投げる姿を≫母は自分のやりたいことをさせてくれて、凄く優しいです。小学生の時には母に何も言わないで午後7時ぐらいまで出かけたことがあり、その時は怒られました。友人と遊びに行き、時間を見ていなくて、気付いたらそれぐらいの時間になってしまっていました。怒られたのはそれぐらいです。高校入学の時に買ってもらったグラブは3年間、大切に使わせてもらい、今は2歳下の弟が使っています。早く1軍で投げる姿を見せて感謝を伝えたいです。

　≪ヤクルト・並木　マナーには厳しかった≫中学校の体育教師をしている母は、箸の持ち方などテーブルマナーには厳しかったです。2歳上の姉と僕と2歳下の妹がある程度大きくなってからは、仕事と両立しながら僕たちを育ててくれた。僕の希望通りのご飯を作ってくれたり、遠征の時に毎回車を出してくれたり。母の協力がなければ、野球を続けられなかった。感謝しています。4月18日が母の誕生日。毎年、母の日を兼ねて姉と妹と一緒にプレゼントを贈っています。今年はバッグを贈るつもりです。

　≪巨人・中山　ありがたい打撃の“金言”≫今でもよく連絡を取るのですが、打撃のアドバイスまでくれるお母さんです。基本的に打撃のことはお父さんに相談するのですが、お母さんの方がうるさい（笑い）。少年野球の頃から、送り迎えもしてくれていたし、ずっと試合を見てくれていた。だから僕の良いときの打ち方が分かるんだと思います。よく気づいたことを言ってくれる。いつも味方でいてくれますし、心強い存在です。地元の愛知県内で行った自主トレも手伝ってくれていました。お母さんがノックを打ってくれて、お父さんがファーストで捕ってくれたりとか。打撃マシンの準備を僕らがしている間に、昼食を買いに行ってくれたり。サポートのおかげで充実した自主トレを過ごせました。自主トレの時の最後のオフは2人でゴルフに行きました。家族みんな仲良いですし、オフは家族旅行が恒例行事です。1軍でチームの勝利に貢献している姿を見せられるように、頑張ります。

　≪中日・山浅　たくさん苦労かけました≫母には本当に感謝しかありません。自宅は秋田ですが、中学入学を前に、僕が「楽天シニアで野球をやりたい」という希望をかなえるために、一緒に宮城へ引っ越してくれました。父は自営業なので自宅に残り、母は知らない土地で、僕と妹を育ててくれました。毎日の食事にお弁当、練習試合があれば、車で送迎してくれました。たくさんの苦労をかけました。恩返しではないですけど、一日も早く1軍の試合で活躍する姿を見せられるように頑張ります。