徳島商・森影監督 完投の森煌に「贅沢言ったらまだまだ」「言動、振る舞いはもっと頑張って」笑顔で注文

2023年08月07日 21:05

野球

 徳島商・森影監督 完投の森煌に「贅沢言ったらまだまだ」「言動、振る舞いはもっと頑張って」笑顔で注文
<愛工大名電・徳島商>初戦突破に笑顔の徳島商・森影監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   徳島商2-1愛工大名電 ( 2023年8月7日    甲子園 )】 第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第4試合では3年連続15度目出場で全国最多173チームの代表である愛工大名電(愛知)と、12年ぶり24度目出場の徳島商(徳島)が対戦。徳島商のエース森煌誠が9回111球1失点で完投勝利大会1号となった。
 森影浩章監督は森煌の投球内容を「全国で通用するか楽しみだった。きょうも同じようなピッチングをしてくれたので良かった」と褒め称えた。

 一方で、完投勝利にも「贅沢言ったらまだまだです。スピードにしても。もっと気楽にほって、もっといい球ほれると思ってます」とさらなる好投を期待。「スプリットは上手に使ったなと思ってます。結局、去年の四国大会は打たれたら全然だめだったのが今はまわりを見ながらこういうピッチングしたら打たれたら仕方ないという精神力がついたんだと思う」「全然変わりました。本人も抑えられるっていう自信がうまれてそうな気がします」と成長を認めたが、「言動、振る舞いはもっと頑張ってほしい」と笑い交じりに注文をつけた。

 「彼は最初はチームの責任者でキャプテンではなかった。4番でピッチャーだったので、こいつに全てを背負わそうと。背負わせてそれがいやいやだと思うけど成長してくれた」と森影監督。2回戦の智弁学園(奈良)戦でも成長した姿でチームをけん引する。

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