共栄学園 粘りも及ばず初戦敗退も…笑顔で初聖地に別れ 横田主将「目標は達成できた」

2023年08月07日 05:30

野球

共栄学園 粘りも及ばず初戦敗退も…笑顔で初聖地に別れ 横田主将「目標は達成できた」
<聖光学院・共栄学園>敗れた共栄学園ナインが引き上げる(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   共栄学園3-9聖光学院 ( 2023年8月6日    甲子園 )】 ミラクルは起こせなかった。でも、最後まで諦めない。初めての甲子園で、共栄学園(東東京)ナインは確かな足跡を残した。
 「粘りを生かせなかったのは僕の手腕の未熟さ。選手たちには感謝しかない」。原田健輔監督はチームを称えた。劇的な逆転の連続で東東京大会を制し、つかんだ夢の舞台。0―7の7回に3点を返し、9回も2死から満塁と攻めた。横田優生主将(3年)は「楽しく、見ている人に感動を与える目標は達成できた」と笑顔だった。

 昨秋の都大会1次予選の初戦敗退後にチーム内で「勝つ」という言葉を封印。楽しくプレーし、見る者の心を打つ野球を貫いた。コロナ下で禁じられていた甲子園の土集めが今夏から4年ぶりに解禁。笑顔で土をかき集め、「ミラクル共栄」は爽やかに甲子園を去った。(秋村 誠人)

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