江川卓氏 「ヤクルトは死球が多い」の厳しい批判にひとこと「投手出身の監督さんの場合は…」

2023年09月08日 14:45

野球

江川卓氏 「ヤクルトは死球が多い」の厳しい批判にひとこと「投手出身の監督さんの場合は…」
江川卓氏 Photo By スポニチ
 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。ヤクルトが死球が多いという批判に対し、私見を述べた。
 阪神の近本が3日のヤクルト戦で右脇腹に死球を受けた。江川氏は「シュート(回転が)かかっていた」ことを指摘し、「あれだけいい打者に対し、左投手は(インコースに)シュートをかけないと打たれる」と続けた。

 打者目線ではスライダーとシュートは同じポイントから曲がるため、待たないといけない。「(打者は)よけるのが難しい。(投手は)ギリギリ投げないと阪神は抑えられない」と、両者の立場になったときの難しさを強調した。

 阪神・岡田監督は野手出身、ヤクルト・高津監督は投手出身であることが両者の意見が対立する要因にもなっている。

 江川氏は「ギリギリの勝負の中で起こっている」と近本の早期回復を願った。

 ただ、江川氏は「狙って当ててくる投手は目線で打者には分かる」とし、怒りを見せなかった近本の反応からも今回の場合は故意ではなかったと主張した。

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