【阪神・岡田監督語録】森下が岡田彰布以来の2桁本塁打「いやいや、まだ8本差あるでしょ」

2023年09月08日 22:35

野球

【阪神・岡田監督語録】森下が岡田彰布以来の2桁本塁打「いやいや、まだ8本差あるでしょ」
<神・広>広島に勝利し、手を振る岡田監督(中央)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4-1広島 ( 2023年9月8日    甲子園 )】 阪神は、打っては森下と佐藤輝がソロを放ち、投げては先発の村上が8回途中1失点で10勝目を上げた。今季5度目の6連勝で、2位広島を退けてマジックを2つ減らして10とした。岡田監督の試合後は、以下の通り。
 <テレビ・インタビュー>
 ―岡田監督にとって試合のポイントは?
 「いやいや、もう先発の村上ですね。相手(床田)も、防御率を争っているというか、そんなに点を取れないなと思っていたんですけどね。だから、まあ、ね。あそこまで0点に抑えて、ナイスピッチングやったですね」

 ―評価できる部分は?
 「いやもう、いつも通りというか、無四球じゃないかな?無四球でしょ?低めにコントロール良くいくし、5回くらいまで安心して見ていましたけどね」

 ―これで2桁勝利。
 「いやいや、どうだろう。本人はキャンプから、そんなの全然思ってなかったと思うし。先発ローテーションに入ってからのピッチングを見ていると、2桁勝つんじゃないかなというのは感じはしてましたけど」

 ―先発ローテの軸になった。
 「そうですね」

 ―島本、岩崎と盤石のリレー。
 「(村上は)8回まででね。イニング(規定投球回)もあるんでね。打順的に、もう1イニングいけるかなと思ったんですけど。もし1点取られたら、用意はしてたんでね。だからまあ、ちょっとね、あそこで長打が2本出るとは思わなかったんですけどね。もったいなかったかもわからないですね」

 ―岩崎が自己記録更新の30セーブ。
 「ああ、そうですね。最後の1点もね、8回の(大山の適時打の)1点も大きかったと思うしね。打順的にちょうど中軸に回ったんですけど、本当にずっといいピッチングをしてくれていますね」

 ―若い2人の本塁打で主導権を握った。
 「森下の初回のホームランが大きかったですね。あれから(床田が)ほとんどカーブを投げられなくなったみたいでね。まあだから、そんなにヒット、連打は期待できないなと思っていたので、本当に大きなホームランですね」

 ―球団の新人右打者の2桁本塁打は1980年の岡田彰布選手以来。
 「ああそうですか。いやいや、まだ8本差あるでしょ」(場内笑い)

 ―そうですね、ご自身は18本でしたから。
 「そうです、はいはい」

 ―佐藤輝選手はここ5試合で3本塁打。
 「いや、ねえ、他の打席もね、そんなに内容的にも悪くないし。何かちょっとつかんだって言うたらおかしいですけど、何か、そういう感じに見えますね。打席の感じで」

 ―直接対決の初戦を取った意味は?
 「いやいや。これはすごく大きいし。まあ、明日投げるね、大竹にもすごく大きな刺激になったんじゃないですか。村上10勝したんでね」

 ―9月負けなし6連勝でマジック10。
 「いやいや、すぐ減らないんで、それはもっと減ってからですね。意識するのは、もうちょっと減ってから」

 <ペン取材>
 ―強い勝ち方。
 「そうやなあ、今日は2点…、(得点しても)2点ぐらいかなあっていう感じやったからな、最初から。そら相手も防御率(のタイトル)もあったから、なかなかそんなにね、連打っていうか、点は取れないと思てたからなあ」

 ―昨日(7日)は村上に「楽しんで投げたらいい」と。
 「なんか普通に投げとったなあ(笑い)。いつも通り投げてたんちゃう?初回に三者凡退でポンといったからなあ、全然そういうプレッシャーとかも何もなしで、普段通りにマウンド上がって投げてるなあと思ったねえ」

 ―今年、芽が出たピッチャー。感心するか。
 「いやいや、そらあ、誰も思てないやんか、この時期に村上がこんなピッチングするとは(笑い)。まあ、勝ち星を積み重ねて、ローテーションに入って、自信やろうな。やっぱり、こう続けられるのはな」

 ―近本帰ってきた。
 「そうよな。1本出たし、うん。最後もな走らせようと思たけど、もう止めた。もう、あんまり無理する必要がないし。まあ、森下が(交代せず)3番に入っていたら、中野にバントさせてたけど」

 ―バント失敗で嫌な流れだったが大山が適時打。
 「いやいや、(外野の)間へ飛んだら、(一塁走者の近本が)帰ってくると思とったからな。ちょうど二塁打って言うとったんや、ベンチで」

 ―森下が途中交代したが、状態は?
 「(フェンスからの)跳ね返りが当たったみたいやな。こめかみか何か言うてたから。ちょっと頭やから…。あそこまで(8回)いったら別に無理する必要ないしな」

 ―明日(9日)以降は?
 「いや、大丈夫やろ。もうベンチに座っとったから。一瞬、ボーッとしたとかなんか言うてたから。まあ、頭のことやからな。危ないから」

 ―マジックを意識するのは1桁に減ってから?
 「まあ、急に。そんな。減っても2つずつやからな。まあ、もうちょっと楽しめるやんか(笑い)。ゆっくりと」

 ―村上だけでなく、選手は重圧を感じていないように見える。
 「今日も普通通りにやってたよな、みんななあ」

 ―そんな選手たちをどう思うか?
 「いやいや、大したもんと思うよ。浮かれたというか、そういうところがなくて。2月から俺が監督になってやる(べき)ことというかな、そういうことを(理解して)積み重ねで勝ち星を積み重ねたから、普通通りにやればいい結果が出るという、そういう平常心というか、自分たちの野球をしたらというのがなんか見えるよな」

 ―マジックを楽しむと言うが、順調に減っている。
 「そや。まあ減るのはええやんか。でも増えへんから別に。はよ記事書かなあかんもんな」

おすすめテーマ

2023年09月08日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム