巨人・原監督「大丈夫。ストロング」 新人・門脇の頑丈さを改めて絶賛 相手選手と衝突もフル出場

2023年09月08日 22:15

野球

巨人・原監督「大丈夫。ストロング」 新人・門脇の頑丈さを改めて絶賛 相手選手と衝突もフル出場
<巨・中>8回、二盗を試みた門脇とカリステが交錯(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―0中日 ( 2023年9月8日    東京D )】 巨人の原辰徳監督(65)がドラフト4位ルーキー、門脇誠内野手(22=創価大)の頑丈な身体を改めて絶賛した。
 門脇は中日戦(東京D)に「2番・遊撃」で先発出場。0―0のまま迎えた8回に相手選手の左膝が頭部と激突するアクシデントに見舞われた。

 先頭打者として入った8回の第4打席で、この回からマウンドに上がった相手2番手左腕・斎藤からファウルで粘った6球目。外角低めスライダーに対して軽くジャンプしながらバットを出して左前に運んだ。

 スイングした瞬間、両足が完全に宙へと浮く、何とも珍しい“空中打法”。これがこの試合のチーム4安打目となった。

 何とも珍しい打法で安打を放って出塁した門脇だったが、続く丸が送りバント失敗のあとの5球目で空振り三振となり、エンドランがかかっていた門脇は二塁で憤死。スライディングした際、ベースカバーに入った相手遊撃手・カリステの左膝が門脇の頭部と衝突する形となり、門脇は頭を抱えてその場にうずくまった。

 門脇は駆け付けたトレーナーに付き添われてベンチに戻ったが、9回もそのまま遊撃守備へ。結局、延長12回を戦って0―0の引き分けに終わった一戦で6打席に立ち、最後まで元気にフル出場した。

 試合後、門脇のヒヤリとさせる衝突シーンについて聞かれた原監督は「大丈夫。ストロング」とキッパリ。アマチュア時代からこれまでケガをしたことがないという頑丈な新人にキャンプ中「ストロング門脇」のニックネームを自ら付けていたが、ドローのなかにも頑丈で成長著しい若武者に目を細めていた。

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