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作新学院 関東大会決勝最多28安打で7年ぶりV 先発野手全員複数安打&全員打点で地元開催歓喜

2023年10月30日 04:30

野球

作新学院 関東大会決勝最多28安打で7年ぶりV 先発野手全員複数安打&全員打点で地元開催歓喜
<作新学院・山梨学院>7年ぶり6度目の関東大会制覇を飾った作新学院ナイン(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球関東大会決勝   作新学院13―4山梨学院 ( 2023年10月29日    栃木県総合運動貢献 )】 来春選抜の重要な参考資料となる秋季高校野球関東大会は、作新学院(栃木1位)が28安打13得点で7年ぶり6度目の優勝を決め、明治神宮大会(11月15日開幕)へ出場する。
 打ってつなぐ――。今チームの攻撃スタイルを貫いた作新学院打線が毎回放った安打は、決勝の大会記録となる28本。先発野手全員複数安打、全員打点という猛攻での優勝に、小針崇宏監督は「地元開催で勝ててホッとしている。強くなった」と満足げに喜んだ。

 強打の象徴が、4安打1打点と大暴れした「2番・三塁」の斎藤健之介(2年)だ。指揮官が試合前に「チャンスでいかに畳みかけられるか」と語っていた通り、初回無死二塁でも犠打のサインはなし。結果は遊ゴロでも走者を三塁に進め、先制点へとつなげた。

 圧巻は1点リードの7回だった。先頭の斎藤健から怒濤(どとう)の7連打。5点を追加して、なおも2死一、三塁で回ってきたこの回2度目の打席でも左前適時打を放ち、4安打目をマークした。「出塁することも還すこともできて良かった」と胸を張った。

 「江川卓2世」こと最速147キロ右腕の小川哲平(2年)を温存して快勝した。「毎試合5点以上取ることが目標」と斎藤健。充実の戦力で、明治神宮大会の初優勝も狙う。

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