阪神ドラフト2位の椎葉が指名あいさつを受け、MAX159キロで開幕1軍を決意

2023年10月30日 17:20

野球

阪神ドラフト2位の椎葉が指名あいさつを受け、MAX159キロで開幕1軍を決意
阪神から指名あいさつを受け、青空を背に笑顔を見せる徳島インディゴソックス・椎葉(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 阪神からドラフト2位指名を受けた四国IL・徳島の椎葉剛投手(21)が30日、徳島市内の球団事務所で阪神の宮脇編成ディレクター、畑山統括スカウト、渡辺スカウトから指名あいさつを受けた。
 「これまで実感がなかったけど、あいさつしていただいて少しずつ湧いてきました。力強いストレートを投げて、もっと成長してほしい、と言われました」

 最速159キロの直球と切れのあるフォーク、スライダーが武器。リーグトップの奪三振率11・77を誇る右腕に、阪神も将来の守護神を期待。独立リーグ出身選手では過去最高ランクの2位評価も、椎葉の可能性を裏付けている。

 「藤川(球児)さんのように、分かっていても打てない真っすぐを投げたい。甲子園のマウンドが楽しみ。応援がすごいと思うし、早く投げたい」

 担当の渡辺スカウトも「強力な投手陣に割って入るだけの能力は持っている。他球団のドラフト1位と比べてもストレートに関しては遜色ない。普通には勝負できる」と投手キャリア実質4年という椎葉の伸びしろに、三振が取れるストッパーの可能性を見ていた。

 「まず目標は開幕1軍。勝ちパターンで投げたい」とスカウトから贈られた岡田監督サイン入りのドラフト入場パスを手にして、椎葉は飛躍を誓った。

 ◇椎葉 剛(しいば・つよし)2002年(平14)3月18日生まれ、大阪府堺市出身の21歳。小学1年に高倉台ポニーズで野球を始めて投手と捕手。中学では富田林ボーイズに所属。島原中央では1年春から背番号2でベンチ入りし3年夏から背番号1。甲子園の出場はなし。高卒でミキハウスに入社したが、公式戦登板は1試合で昨年退団。今年から四国・徳島に入団。9月のチャンピオンシップ富山戦でMAX159キロをマークした。50メートル走6秒8、遠投115メートル。1メートル82、92キロ。右投げ右打ち。

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