侍J 1番で5出塁の藤原「負けてられないなってすごく刺激に」同学年の森下、万波、小園の活躍に発奮

2023年11月18日 16:29

野球

侍J 1番で5出塁の藤原「負けてられないなってすごく刺激に」同学年の森下、万波、小園の活躍に発奮
アジアプロ野球チャンピオンシップ<オーストラリア・日本>井端監督(左)とタッチを交わす藤原(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第3戦   日本10-0豪州 ( 2023年11月18日    東京D )】 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は18日、予選リーグ第3戦でオーストラリアと対戦。8回コールドで勝利を収めた。3戦全勝で19日の決勝に挑む。
 「1番・左翼」で今大会初出場初先発した藤原恭大外野手(23=ロッテ)は3安打2打点、5出塁と13安打10点した打線をけん引。活躍の背景には同学年の存在があった。

 藤原や小園、万波、森下は2000年生まれの「ミレニアム世代」。第1戦では森下が、第2戦では万波がそれぞれ本塁打を放ち、小園も2戦で計4安打と存在感を見せた。一方で、自身は2戦目まで出場はなく「ベンチにずっといたので、万波のホームラン、森下のホームラン、小園の活躍は負けてられないなってすごく刺激になりました」と闘志を燃やしていた。

 ようやく出番が訪れたこの日は5出塁とリードオフマンとしてアピールに成功し「キレイなヒットは少なかったけど、結果になって良かったです」と安堵。「結構、フルカウントが多かったと思うけど、その中で見極めたのは次の打者につながった」と手応えを口にした。

 森下、万波とは同じ外野でもあり「宮崎(合宿)からよくご飯行ってるので非常に仲は良いです。シーズン中は挨拶ぐらいで喋る機会なかったけど、こっちで喋るようになった」と親交を深めたという。

 2000年生まれの同学年では巨人・戸郷が今年3月のWBCで侍ジャパンの一員として世界一を経験。「戸郷が一番、今は抜けてると思うので、選ばれてないメンバーもそうですけど、もっともっと野球界を盛り上げられたらと思います」と同世代でレベルアップを誓う。

 また、ロッテ・吉井監督も解説で訪れた一戦での活躍に「来シーズンに向けて良いアピールが出来ました」と笑みを浮かべた。

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