38年ぶり頂点 阪神「日本一記念グッズ」販売スタート 開店時点で2000人の行列!

2023年11月18日 10:30

野球

38年ぶり頂点 阪神「日本一記念グッズ」販売スタート 開店時点で2000人の行列!
<タイガース日本シリーズ優勝記念グッズ発売>優勝商品に次々と手を伸ばすファン(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースの「日本一記念グッズ」の販売が18日にスタート。大阪・梅田の阪神百貨店梅田本店では前日17日午後5時から一番客が並ぶなど、開店を通常より1時間早められた午前9時の時点で2000人のファンが百貨店前に行列を作った。日本一グッズセールは26日まで。
 “日本一狂騒曲”は優勝してから2週間近く経ってもまだ収まってなかった。開店直前には30人ほどのファンが同店8階の「タイガースショップ」前で六甲おろしを大合唱するシーンも。「ファンの負担を考慮して」と18日朝5時半から時間指定の入場整理券を配布。その時点ですでに200人以上が並んでいた。午前4時半に来店したファンは「整理券、100番に近い」と苦笑い。午前8時に来店した女性は「1700番台。遅かった」。セール初日の18日は約7000枚の整理券を配布することとなった。

 日本一が決定した5日深夜から記念グッズの生産を開始。球団オリジナルの日本一グッズとして、ビールかけ時に選手が使用していたものと同じタオル(1501円)、キャップ(4001円)、Tシャツ(4001円)や、「NIPPON CHAMPION」と描かれたパーカーや小物など約20種類のグッズが飛ぶように売れ、ブランケット(5001円)、フェイスタオル(1501円)など5種類の梅田本店限定グッズにもファンが殺到した。

 前日17日午後5時頃に京都府内から一番乗りした67歳男性は「雨が降って寒かった。今回は6万円を用意。全種類買おうと思って」とニンマリ。リーグ優勝時も一番乗りして4万円相当のグッズを購入したそうだ。結局、日本一記念の今回はパーカー、Tシャツなど4万円分を購入。「もう一度来ます。パレードにはこのパーカーを着て行きたい」と23日の優勝パレードを楽しみにしていた。

 兵庫・淡路島から前日午後11時頃から並んだ中田直也さん(44)、衣美さん(31)夫妻は年間シートを持つ虎党。2人で合計11万円以上を購入してニンマリだ。「リーグ優勝、日本一と胴上げを2回、球場で観ました。パレードにも行きます」と直也さんは日本一の余韻に浸っていた。

 兵庫・尼崎市から来た近本ファンの30代女性は前日午後8時から並んで5番目。「親子で来ました。Tシャツとかタオルとかを買いたい」と2万円相当のグッズを手にして大喜び。東京から前夜の新幹線の最終便で来阪した20代男性は「6万円分買いました」と目を細めていた。

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