侍J・早川　国際大会での好投生かし「楽天の中で引っ張っていけるように」若手台頭を誓う

2023年11月18日 16:36

野球

侍J・早川　国際大会での好投生かし「楽天の中で引っ張っていけるように」若手台頭を誓う — アジアプロ野球チャンピオンシップ＜オーストラリア・日本＞5回まで無安打投球の早川（撮影・尾崎　有希） Photo By スポニチ

【アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第3戦日本10－0豪州（ 2023年11月18日東京D ）】「カーネクストアジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は18日、予選リーグ第3戦でオーストラリアと対戦。8回コールドで勝利をつかんだ。

　5回まで走者1人も出さない完全投球を披露した先発・早川隆久投手（25＝楽天）は「真っ直ぐの精度もコントロールはちょっとアバウトでしたけど、球の球質としては良かったかなと思います。チェンジアップの抜けが良かったし、真っすぐとのコンビネーションが良かったかなと思います」と振り返った。

　チェンジアップについては「1イニング目、初回に投げてたんですけど、あんまり良くはなかったので、ちょっと投げる感覚を変えて、そっからハマってったかなって感じだったので、そこで気づけてよかったかなと思います。イニング間というか、リリースの感じをちょっとだけ変えました」と試合中の微修正が奏功したとうなずいた。

　国際大会で好投したことで「来シーズンもこの経験生かして、楽天の中でも引っ張っていけるような存在になれればと思いますし、これからは楽天は若手が出ていかないと、この先ないかなとも思うので。頑張っていければなと思います」と来季はチームをけん引したいと意欲。「若手の選手はたくさん、こうやって他球団も出てきているので、そういう面でもチーム（楽天から）は自分1人しか選ばれなかったんですけども、今後もっと楽天から3、4人出ていければ、チームとしても強くなるのかなっていう風には思います」と球団内から代表選手が増えることを願った。