阪神・大竹 「脱・ダサい走り方」へランニング教室受講計画 バテないフォームを体づくりに役立てる

2023年11月18日 05:15

野球

阪神・大竹 「脱・ダサい走り方」へランニング教室受講計画 バテないフォームを体づくりに役立てる
阪神・大竹(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 阪神・大竹がオフの自主トレでランニング教室を受講する計画を明かした。甲子園室内での練習後に「陸上選手のトレーニングをしたい。日程調整中です」と語った。トレーナーの名前を明言しなかったものの、陸上男子100メートル9秒98の自己記録を持つ小池祐貴、男子マラソン元日本記録保持者・大迫傑らを教えた五味宏生氏(40)に師事するようだ。
 野球以外にヒントを求めた理由は「単純に、凄く走り方がダサいので」と笑いを誘ったものの、それはあくまで表面上の話。投手練習の大部分を占めるランニングの質を高めれば、体づくりに役立つと考えている。

 「青柳さんや西さんに比べて走っていてもバテるのが早いし。走り方が奇麗に見えないということは効率が悪いフォームなので」

 さらに、下腹部の「丹田」を意識しながら長く走り続けられれば、イニングを重ねても体幹主導のフォームが崩れないのではないか、というイメージを持つ。だからこそ、「走り込み不要」という論調には否定的だ。

 「どう捉えてやるか、自分次第。自分は野球をやめるまで、ちゃんと走りたい」

 師と仰ぐ古巣ソフトバンク和田は42歳の今でも「やばいくらい走る」という。まだ28歳。移籍1年目の今季12勝を挙げたとはいえ、日米通算163勝の師匠の足元にも及ばない。走り続けた先に明るい未来を描いている。(倉世古 洋平)

 ≪多趣味で料理も得意≫次のターゲットはスイーツ作りだ。多趣味で知られる大竹は、料理が得意で「味付けはそのあたりの主婦よりいける自信がある」と豪語するほど。このオフは「チーズケーキとか、お菓子を作れたら。甘いものも好きなので。そういうのも面白いかなと」とレパートリーを広げることに意欲的。甲子園に、左腕監修の新たなコラボメニューができるかもしれない。

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