意外と普通の人間だった!?侍選手たちが大谷の凄さに持論「ゲームとかしてるの見たことない」

2023年11月26日 22:23

野球

意外と普通の人間だった!?侍選手たちが大谷の凄さに持論「ゲームとかしてるの見たことない」 — 3月のWBCで記念撮影をする侍ジャパンの（左から）ヌートバー、山本、大谷 Photo By スポニチ

　3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で優勝した侍ジャパンメンバーが19日に放送されたフジテレビ系スポーツ情報番組「S－PARK」（後11・15）にVTR出演。エンゼルスで21年以来2度目となるア・リーグMVPに輝いた大谷翔平（29）について言及した。

　番組では祝満票MVPとして「大谷翔平100人分の1位」を発表。毎年恒例の人気企画「現役選手100人が選ぶ　プロ野球100人分の1位」の番外編としてメジャーリーガーなど現役選手や現地記者、ファンなど100人を対象に大谷のベストプレーをアンケートした結果が放送された。

　1位には2位（11票）以下に圧倒的大差をつけ63票を集めた、7月28日タイガースとのダブルヘッダーが選出。1試合目に先発投手としてメジャー初完封を飾り、そのわずか45分後の2試合目には「2番・DH」としてスタメン出場。今度は2本塁打を放つなど2試合続けて勝利に貢献した“史上最高の1日”が最も評価された。

　この試合について侍ジャパンWBC優勝メンバーの今永は「どういうことだ?っていう。理解するのに時間がかかる」とコメント。「自分に置き換えてみると完投したあと何してるかな?って考えたら、お風呂入ってるんですよね。ということは僕がお風呂に入ってる時間にホームランを打ってるってことじゃないですか。（どう考えても）おかしいじゃないですか?」と驚いたことを明かした。

　同じWBC優勝メンバーの近藤も「ひとり漫画の世界にいるような感覚。もう快挙とか史上初とかないだろうと思ってましたけど、信じられないことが朝起きると起こってるって感じですかね」とコメント。ヌートバーも「彼のやることすべてが人間にできると思っていたことを超えているんだ。もう何て言ったらいいか分からないよ」と称賛した。

　この“人間離れ”した大谷の凄さについて山本由伸はWBCでの戦いを振り返り「ちゃんと人間なんだなって。スゴすぎて想像つかないじゃないですか。だからちゃんと人だったというのが確認できました。例えば一緒にご飯食べたり一緒に移動している時とかは、変な意味じゃなくて割と普通の方だったというか…ちゃんと人でした」と持論を展開。

　さらに源田は「決起集会とかで普通に焼肉も食べてましたし、普通…好き嫌いなく食べてましたね。お酒は飲んでないですね。お茶を飲んでました。ゲームとかもしてるの見たことないです。野球の話をしてました」とコメント。岡本和は「本当に気さくにコミュニケーションをとっていただきますし、いろんなチームにすごくいい影響を与えてくださって取り組み方であったりとかいろいろ勉強になることがたくさんありました」と感謝。村上は「これだけ!っていう選手じゃないんで。足も速いし、すごいバッティングも飛ばす打率も上げられる。ピッチャーとしても160キロ投げる。それだけの努力をしてると思いますし、強いて挙げるならばメンタルの強さ。自分自身を信じる強さだったりとか、メンタルが強いなと感じてますね」と力説した。