現役選手100人が選んだバットコントロールNo.1は…DeNA今永も絶賛「抑えられるイメージがない」

2023年11月26日 19:26

野球

現役選手100人が選んだバットコントロールNo.1は…DeNA今永も絶賛「抑えられるイメージがない」
球界屈指のバットコントロールを誇るソフトバンク・近藤(左)。右は(上から)DeNA・宮崎、広島・西川、オリックス・頓宮 Photo By スポニチ
 フジテレビ系スポーツ情報番組「S-PARK」(土曜後11・15)は25日、毎年恒例の人気企画「現役選手100人が選ぶ プロ野球100人分の1位」の第4弾「バットコントロール部門」の結果を発表した。
 4位には4票を獲得した頓宮裕真捕手(オリックス)がプロ5年目にして初のランクイン。3位は19票で西川龍馬外野手(広島)が5年連続ベスト5入りを果たした。

 2位は20票で宮崎敏郎内野手(DeNA)がランクイン。今季わずか5人だけだった3割打者の中でもトップとなる打率.326をマーク。パ・リーグ首位打者の頓宮(打率.307)と比べても抜き出た成績を残した。投票したソフトバンク・柳田は「どんな球でも対応できる」と話すと、阪神・佐藤輝も「際どい球もライト前に簡単に打っているように見える」と称賛。今季、ロッテ・佐々木朗からホームランを打った唯一の打者ということもありパ・リーグ選手からの投票も集めたという。

 そして1位は近藤健介外野手(ソフトバンク)が26票を獲得し、3年ぶり2度目の“受賞”。今年3月のWBCでは日本代表として打率.346、出塁率.500と好成績を残すなど、大谷翔平(エンゼルス)に繋ぐ“不動の2番バッター”として世界一に貢献。日本ハムから移籍し、1年目となる今季は打率.303(パ・2位)、26本(パ・1位タイ)、87打点(パ・1位)と活躍し、本塁打王と打点王のタイトルも獲得した。

 投票したDeNA・今永は「抑えられるイメージが湧かない。そういうバッター」と称賛すると、ロッテ・藤岡も「一番キレイな、お手本のようなヒットを打つ」とコメント。他にも日本ハム・伊藤が「偉大さを敵になって改めて感じる」と話すと、楽天・小郷も「全左バッターが理想としている形」と絶賛。ソフトバンク・和田も「近ちゃんが味方になって良かった」と笑顔で話した。

 3年ぶり2度目の“受賞”に近藤は「本当にこれは現役選手に評価をしていただいてとれる賞なので、本当に毎年ひそかに狙っている賞でもありますし、うれしく思います」と笑顔。今季のベストヒットを聞かれると「25号ですかね。西武の今井投手から打ったホームラン。追い込まれながらコンタクトを大事にしつつというところで、思った以上に飛んでいましたし、この1年やってきたことが出来たかなと」と、9月29日西武戦(〇1―0)での決勝ソロだったと明かした。

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