【阪神・岡田監督語録】関西経済界盛り上げた?「ないよ。そんなん。あるかいな、おまえ」

2023年11月30日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】関西経済界盛り上げた?「ないよ。そんなん。あるかいな、おまえ」
阪神優勝祝賀会に出席した岡田監督(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督が29日、大阪市内での優勝祝賀会に出席した。
 
 ―500人ぐらい来られた。雰囲気をどう感じたか?
 「いやいや、まあ雰囲気というか。前は真っ暗だったというか、もっと暗かった記憶あるなあ。2005年の時はなあ」

 ―大阪府の吉村知事と交流の場はあったか?
 「いや、ないない。今までは。パレードの時に話したけどなあ」

 ―今日は?
 「最後、話をしとったよ」

 ―阪神が来年も頑張って、来年も関西を盛り上げてほしい、というような話か。
 「うん。まあ、そうやなあ。結局は。パレードできたんもそうやし。神戸もそうだし。そんなのは勝たんとでけへんのやから。むこうから言うてこなできんらしいよ、はっきり言うて。だから85年はなかったみたい。こっちから言うても無理みたいやな。(85年は)大混乱が起きるとか、あまりにもめちゃくちゃになってしまうというのがあったからみたいやけど」

 ―行事への出席は来季へのいいモチベーションになる。
 「まあでも、(祝賀会の)メニューは一緒やろ。優勝でも日本一でも。そうやろ?メニューは一緒やんか。そこに日本一が付いたからな、今年の場合は。まあ気分的にはな、負けんとできたから良かったかもわからんけどな」

 ―関西の経済界を盛り上げた思いはあるか。
 「ないよ。そんなん。何も返って来てないんやから。あるかいなおまえ。なんか返って来たんやったらな」

 ―スピーチでも「来年はもっと個人成績を」と。
 「それはみんな思っているやろ。数字はたいしたことないで。はっきり言うて。だから、それはまだ20代でな、これからちゃうか、これから2、3年は一番いいときちゃうか。30代前後ぐらいやな。だから、そういう意味ではまだまだ。各選手によって違うけど、首位打者を狙える選手もおるし、ホームラン王を取れる選手もおるし、そういう意味ではいろんなタイプがおるわけやから、可能性がある選手というのは、まだこれからじゃないか。こんな数字でもあんな点入るんやもん。そういうことやんか」

 ―ホームラン王のタイトルは佐藤輝と捉えても?
 「関係ないやん、取れる者がおらんかったってだけで。いや、取れるんやったら取ったらええけどな。自分の特長を生かしてな」

 ―2、3年後ますます強くなる
 「そんなに簡単に強なれへんよ。そら社交辞令やないか。普通に段階踏んでいったら、強くなるってことやんか。そんなにうまいこといけへんってことやんか、それだけ難しいっていうことやんか。何年言うてきたんや、18年言うてきたんやろ、そういうことを。2位なったら次はちょっと補強したら優勝できるとか、そんなことの繰り返しやってんから、そんなん分かっとるやないか、18年も優勝してないから」

 ー今年のタイトルは5人だったが、楽観的だがタイトルホルダーが増えたら勝利も増える。
 「そらタイトルが多かったら、増えるのが当たり前やから。昨日見てみ?最下位チームは一人ずつやんか。岡林と万波(ともにベストナイン)な。最下位にいてるチームはそれだけ成績を残してないから、やっぱり最下位なわけや。選手の数字も。(表彰者が)一番多かったのはオリックスやろ。3連覇しているチームやからやっぱりな。そらね、選手の数字が低かったら、本当は勝てないということやで。選手がタイトルを取ることによって、チームも勝つということやから」

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