×

ロッテ藤原、来季はあこがれだった3番奪い取る。パラ支援プロジェクトに山口らと参加

2023年12月04日 15:52

野球

ロッテ藤原、来季はあこがれだった3番奪い取る。パラ支援プロジェクトに山口らと参加
パラ支援プロジェクトに「先生役」で参加したロッテの4選手(右から藤原、小川、山口、松川) Photo By スポニチ
 ロッテの若きプリンスが3番奪取宣言だ。
 藤原恭大外野手(23)山口航輝外野手(23)小川龍成内野手(25)松川虎生捕手(20)が4日、社会貢献活動プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一つである「パラ支援プロジェクト」の一環として、千葉県流山市の県立特別支援学校流山高等学園を訪問。高等部3年90人を相手にキャッチボールやゴロ捕球など野球体験型授業を実施した。

 50分の授業を終え。藤原が取材対応。「皆さん、楽しんでくれていましたし、僕自身も楽しかったので、よかったなと思います」と振り返った。

 24年シーズンはあこがれの打順を奪いにいく。「来季は3番を打てるようにもっとパワーアップしていきたい」。大阪桐蔭時代は1番か4番が指定席。チームでは今季3試合だけ3番を任されたが、走力を重視され1番また9番での起用が多かった。ただ藤原は「個人的ですけど、かっこいいなと思うので。昔から3番打ちたかったので、長打も打てて足も使える打者になりたい」。

 準備も欠かさない。今オフは食事量を増やしつつウエートトレで81キロから84キロまでアップ。「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場し、存在感を発揮したが、同学年の日本ハム・万波を見て差を感じたからこそ、年間を通じて活躍できる体づくりに取り組んでいる。

 シーズン後半、3番に入ることの多かったベテラン角中勝也外野手(36)からも直接ゲキを飛ばされることもあったという。

 「来年、高部さんが戻ってきたら、やはり長打も打たないと出られないのかなというか、そこは正直感じています」。第一肋骨切除術から復帰を目指す高部瑛斗外野手(26)も含めた定位置争いを勝ち抜き、クリーンアップの一角に座るためにも、藤原の戦いは始まったばかりだ。

おすすめテーマ

2023年12月04日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム